むくみ顔には原因があった!見直すべき5つのNG習慣

小顔

公開 2017/05/02

EXPERT エステサロンオーナー・美容家・美容ライター

寒川あゆみ（37歳）

「朝起きると顔がむくんでる・・。」「いつも顔がパンパンな気がする・・。」
お顔がむくんでいると気持ちのモチベーションはもちろんの事、メイクコンディションも左右されてしまいませんか？

『むくみ顔』の原因となる日々のNG習慣とは？エステティシャンの筆者が紹介いたします。

目次 [非表示にする表示する]

■NG習慣① 塩分の摂りすぎ
■NG習慣② 水分摂取と排泄
■NG習慣③ シャワーで済ます
■NG習慣④ 枕の高さ
■NG習慣⑤ 表情筋を使わない

■NG習慣① 塩分の摂りすぎ

むくみの原因となる食生活のNG習慣は「塩分の摂りすぎ」は有名なことですよね。

なぜ塩分の摂りすぎがむくむ原因になるかと言うと、
体内の塩分濃度が高くなることで、体の中で理想的な濃度に戻すために水分を溜め込むことで、顔だけではなく体全体がパンパンにむくんでしまうからです。

日中に比べて夜は運動消費量が少なく副交感神経が働き、体がリラックスモードになるので、夕食や夜食は薄味がベスト。

塩分の排泄を促す『カリウム』を含む食材である「バナナ、リンゴ、納豆などの豆類、里芋やさつまいも、昆布やわかめなどの海藻類」を食事の際に一緒に取り入れてあげましょう。

■NG習慣② 水分摂取と排泄

NG習慣①と一緒に意識してほしいことである「水分摂取と排泄」。

日常生活の中でもむくみにくい体を作るには水分摂取も一緒に意識しましょう。

食事から栄養を体内に吸収した後は不必要なものは体外に出さなければいけません。1日の水分摂取量が少ないと老廃物の循環が悪くなってしまい、トイレの回数も少なくなってしまいます。

1日200mlのお水を10回に分けてこまめに飲むようにし、1日7、8回のトイレを意識し、摂取したら排泄することを意識して行うことが老廃物を体内に溜めないことに繋がります。

■NG習慣③ シャワーで済ます

バスタイムはむくみのリセットができる時間。シャワーだけではなく、「湯船に浸かること」がポイント。

半身浴の場合、お湯は腰くらいまでの量にして浸かります。
湯船に浸かりながらV時バランスをすると足先に溜まった老廃物や血液が内臓に戻りやすくなります。
お風呂ではストレッチやマッサージも一緒に行いましょう。

もともと水分代謝が悪い、汗が出にくい方も多くいらっしゃいますが、いきなり長時間の半身浴をすると気持ちも体もしんどくなりますので、最初は10分〜20分、慣れてから20分〜30分と時間を延ばしましょう。
入浴中にのぼせやすい方は少しドアを開けて冷たい風を浴びても構いません。ドアの外には常温のお水を置いておき、水分補給をしながら入浴しましょう。

■NG習慣④ 枕の高さ

枕が低かったり、枕を使わないのは首に負担がかかりやすくなります。
首の血行が悪くなってしまうとお顔の血液や老廃物の流れが悪くなってしまうことで、翌朝起きた時にお顔がむくみやすくなります。

逆に高すぎるのも肩や首が凝る原因になりますので、心臓よりも少し高い位置に頭を置き、首や肩を負担のかかりにくいフラットな状態にして眠りにつくことを意識しましょう。

■NG習慣⑤ 表情筋を使わない

「むくみ顔を解消したい・小顔になりたい」という悩みも多く聞きます。その原因の一つは「表情筋を使っていないこと」だと思います。

「会話をして笑う」という動作をしていますか？
街で周りを見渡せば、人と一緒に居るのにスマホやパソコンばかりを眺めている方が多くいらっしゃいますが、「会話をしない、表情筋を使わない」ことで、お顔の筋肉を使うことが減ってしまいます。

会話をしないことでコミュニケーション力が下がることはもちろんですが、お顔のメリハリも激減してしまいます。
筋肉が動くことで血液の流れやリンパの流れに繋がります。
血行が良くなり、老廃物を溜め込みにくくなることでむくみの解消に。

お顔の筋肉を使うことは小顔効果にも繋がるだけではなく、血行促進されることでくすみの解消にもなるという嬉しい効果もあります。

「翌朝むくみたくない、パンパン顔を解消したい」という方は食事、生活リズム、睡眠、表情という基本的な習慣をまず見直すことがとても大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。