海外セレブも注目!リンゴ酢のダイエット効果とオススメの飲み方
悠
今「リンゴ酢」にダイエットやデトックス効果があるなどとして、世界中で注目を集めています! 日本のスーパーでも特設コーナーが設けられ、各メーカーがこぞってこだわりのリンゴ酢を販売しているほどです。
しかし、昔からあったリンゴ酢がなぜ今になって選ばれているのでしょうか。その理由を紐解くと、今すぐ飲みたくなるような美容効果が見えてきました!
リンゴ酢の魅力的な効果と使い方、海外セレブまでもがハマるリンゴ酢を使った美容のマル秘ドリンク「スウィッチェル」の作り方もご紹介します。
リンゴ酢が世界中で大ブーム!リンゴ酢が選ばれる理由とは?
今リンゴから作られたお酢「リンゴ酢」が日本だけではなく世界で大流行!
あのミランダ・カーやレディー・ガガなど、美意識の高い海外セレブもこぞって“アップルビネガー=リンゴ酢”を美容に取り入れていると話題沸騰中です。
しかし数あるお酢の中でなぜリンゴ酢が選ばれ、人気が爆発したのでしょうか?
人気のヒミツを分析しました。
人気のヒミツ① ダイエットやデトックスを中心とした美容効果!
リンゴ酢の主原料はリンゴ果汁。リンゴは昔から「1日1個食べると医者を遠ざける」と言われるほど美容や健康にいいとされるフルーツ。
そんなリンゴが、同じく体にいいとされるお酢に溶け込んでいるんです!
リンゴ酢に含まれる主な栄養素には次の効果が期待できます。
【水溶性食物繊維(ペクチン)】
- ● 血糖値の上昇を抑える
- ● 脂質の吸収を抑制
- ● 整腸作用、腸内環境改善
- ● デトックス
- ● コラーゲンの強化
【カリウム】
- ● 浮腫みの改善
- ● ナトリウムの吸収を抑制し、排出
- ● 血圧の上昇を抑制
- ● 利尿作用
【リンゴポリフェノール】
- ● 抗酸化作用
- ● メラニン色素の生成を抑制
- ● 脂肪燃焼を促進
【有機酸(酢酸、リンゴ酸など)】
- ● 抗酸化作用
- ● 胃や腸を刺激し、蠕動運動を活発化
- ● 善玉菌の増殖
- ● 血圧をコントロール
- ● 血中コレステロール、血糖値の上昇を抑制
- ● 代謝促進
- ● 抗菌・殺菌作用
- ● 血流促進、冷え性改善
これらの相乗効果で、リンゴ酢はダイエットやデトックス、美肌効果、エイジングケア、疲労回復など“全身美容”に働きかけてくれるんです!
しかもリンゴ酢のカロリーは商品によって多少異なりますが、大さじ1(15g)あたり4kcalほどとヘルシーなので罪悪感はありません♡
最先端のビューティーフードに敏感な海外セレブたちが取り入れるのも納得です!
人気のヒミツ② 飲みやすいから続けやすい
お酢がいくら体に良くても苦手だと感じる方も多くいらっしゃいます。
身近なお酢は米酢、黒酢などの穀物酢が中心。穀物酢には独特の風味があり、酸味も強いため、相当お酢が好きな人でなければ飲み続けることは困難でしょう。
しかしリンゴ酢はお酢の中でも酸味がマイルドな上にフルーティーで、飲んでもおいしいお酢。用途が幅広く、取り入れやすいというのも特徴です。割って飲んでも、料理に混ぜてもおいしくいただけます。
体に良いことを続けるためには、取り入れやすいということも大切なポイントですね♡
おさらいしよう!お酢の基礎知識
お酢とは原料をアルコール発酵させ、酢酸発酵させた液体調味料のこと。お酢の主成分は先程も少し触れた「有機酸」で、リンゴ酢も例外ではありません。リンゴ酢は有機酸にリンゴ特有の成分が含まれたものです。
抗酸化作用で体を内側からキレイ&元気に!
お酢の主成分である有機酸のうち80%前後は「酢酸」が占めます。酢酸は体内に入るとクエン酸に変化。クエン酸はエネルギーを燃焼し、ミネラルやビタミンB群の吸収を促進するほか、活性酸素の働きを抑制します。また、食中毒を引き起こす菌に対しても効果が認められるほどの抗菌作用があるんです!
強力な抗菌作用があるという通り、お酢そのものは酸性に分類されます。しかし体内で化学反応を起こして体をアルカリ性に傾ける作用があるため、アルカリ性食品に分類されるという不思議な食品です。
人間の体は免疫細胞が最も活発化し、代謝も上がる弱アルカリ性であることが望ましいとされています。体が酸化すると体調不良や老化の原因になるので、体内をアルカリ性に傾ける酢酸の効果は美容や健康を維持する上で軽視できません。
原材料は要チェック!リンゴ酢の選び方
リンゴ酢を選ぶ際はポイントがあります。まずはこちらの図をご覧ください。
お酢は農林水産省のJAS規格に基づいた「醸造酢」「合成酢」の2種類に分けられます。
図の通り、醸造酢からさらに「穀物酢」と「果実酢」に分類され、リンゴ酢は醸造酢の果実酢に該当します。
そして合成酢とは人工調味料のこと。水で希釈され、糖類や調味料などが加えられています。醸造酢と比べて安価ですが、近年は合成酢の割合はごく少数となりました。
まず原材料を見て、手にしたリンゴ酢が醸造酢であるか確認しましょう! 醸造酢のリンゴ酢でなければお酢としての効果はあまり期待できません。
また、中には砂糖が添加されているものもあるのでダイエットを意識するのであればそういったリンゴ酢は避けた方が無難です。飲みにくいと感じる方は低GI食品のハチミツを別途加えた方がいいでしょう。
リンゴ酢にも認定基準がある!
リンゴ酢やブドウ酢(ワインビネガー)には「1リットルあたり300g以上の果汁が含まれること」という基準があります。他にも酸度(酢酸量)など様々な基準があり、クリアしたもののみがリンゴ酢として認定!
化学的に合成したものが加えられていない醸造酢は基準もしっかりしているので、安心して口にすることができますね♡
リンゴ酢にも種類がある!オススメは“純”リンゴ酢
通常のリンゴ酢はリンゴ果汁にアルコールを添加し発酵時間を短縮。原材料はリンゴ果汁とアルコールです。
そしてリンゴ酢の中でも純度の高い、高品質なリンゴ酢は「純リンゴ酢」と呼ばれています。純リンゴ酢はリンゴ果汁のみから作られており、発酵にアルコールが添加されていません。原材料もリンゴ果汁のみです。
リンゴ果汁をシードル(リンゴ酒)にしてから酢酸発酵させると考えるとイメージしやすいでしょうか。製造に手間がかかる分だけ少しだけお値段も高くなりますが、より風味が良くて飲みやすいリンゴ酢です。
可能性は無限大!リンゴ酢のおいしい飲み方♡
リンゴ酢のオーソドックスな飲み方は水や炭酸水と割り、お好みでハチミツを加えるのが定番。
割る水を牛乳に変えると、ヨーグルトのようになります。しかもお酢そのものにはカルシウムの吸収を促進する作用があるため、牛乳と合わせるというのは理にかなっているんです。
今回は定番の飲み方以外に、人気急上昇中の美容ドリンク「スウィッチェル」の作り方、料理への使用方法などを中心にご紹介します。
「スウィッチェル」は海外セレブにも大人気!
「スウィッチェル」は海外セレブの間でダイエットやデトックス、エイジングケア、疲労回復に効果的な美容ドリンクとして大人気! イチオシの飲み方です。
スウィッチェルの作り方はとっても簡単。ミネラルウォーターまたは炭酸水に材料を加えて混ぜるだけ。私はおおよそこれくらいの配合で作っていますが、基本的に目分量です。笑
お好みで調整してくださいね♡
【スウィッチェルのレシピ】
- ● ミネラルウォーターまたは炭酸水………200~300ml
- ● リンゴ酢………大さじ1弱程度
- ● ハチミツ………小さじ2~大さじ1弱程度(リンゴ酢より少ないくらい)
- ● 生姜………小さじ1/2~1程度(ハチミツの半量程度)
- ● レモン汁………小さじ2~大さじ1弱程度(ハチミツとほぼ同量)
上記の材料をすべて混ぜて冷やすだけでスウィッチェルの完成!
しっかりと素材を搾って、すりおろすのがベストですが、スーパーでも安く手に入るものをそろえておけばいつでも手軽に飲むことができます。サッパリしていてゴクゴク飲んでしまう人もいるほどおいしいドリンクです!
基本材料にお好みの素材をプラスしてオリジナルのスウィッチェルにしてみてくださいね。冬はホットにしてもおいしくいただけます♡
酸味×酸味で甘みを感じる!?
スウィッチェルには是非ビタミンCがたっぷり入ったレモンを加えてください!
栄養の面ではもちろんのこと、お酢は酸っぱいもので割ると甘みを感じるようになると以前“酢ムリエ”の内堀光康さんより解説していただきました。
生姜にこだわるとダイエット効果がアップ!
生姜は加熱をすることにより成分が変化し、体を内側から温めて基礎代謝を上げるほか、脂肪や糖質の燃焼を促す効果が期待できます。しかし作るたびに生姜だけを加熱して準備するのは面倒です……。
そこで便利なのが加熱処理してある乾燥粉末生姜! 1つあるとスウィッチェル以外にもちょい足ししやすいのでオススメです♡
割って飲むだけ!スウィッチェルのボトルも販売
材料をそろえて作るのは面倒……というのであれば、スウィッチェルのボトルも販売しています。しかも原材料はすべてオーガニックというこだわりの1本です。
野菜と好相性!ドレッシングや酢ベジのベースに
フルーティーなリンゴ酢は野菜とも相性抜群です。
オリーブオイルや亜麻仁油などと合わせてドレッシングにするほか、ダイエット食「酢ベジ」やピクルスのベースにもアレンジ可能! 酢生姜のベースにリンゴ酢を使うとおいしいという声もありました。
原料がフルーツであるリンゴ酢は野菜とも好相性なので、おいしさを引き立ててくれるでしょう。
料理にプラスしてサッパリおいしく!
リンゴ酢はすし酢の代わりにしてもおいしくいただけます! リンゴ酢はほんのり甘みを感じるので、お砂糖を加えなくても大丈夫です。
個人的にオススメなのが、そうめんのつけ汁。干しシイタケのお出汁にリンゴ酢を合わせたものを子供の頃から食べていました。酸味が苦手な子供でも食べやすくて、今もお気に入りです♡
お酢自体が料理に加えると素材の味が引き立ち、塩分が少なめでもおいしく感じるもの。上手に取り入れて美容や健康のためにも減塩を意識したいですね!
お酢は刺激的―リンゴ酢の飲み過ぎには注意!
リンゴ酢の摂取量目安は1日30ml(大さじ2)までにしてください。
一見刺激がマイルドに感じるリンゴ酢でも体への刺激は強いため、原液を大量に摂取すると体へ悪影響を及ぼします。
飲み過ぎや空腹時の摂取は体の負担に……
お酢自体が刺激の強いもの。その上、胃酸の分泌を促すため、飲み過ぎや空腹時に飲むと胃の粘膜や食道などに負担がかかってしまいます。原液をゴクゴク飲むのはもってのほか!
胃腸に負担をかけないためにも、食前の摂取は避けた方が無難です。適量(1日30ml)を守り、食事と一緒か食後に摂取するようにしましょう。胃腸が弱い方や子供は特に気を付けてください。
お酢の強い酸がエナメル質を溶かしちゃう!?
お酢は口に入れた時点では強い酸性です。酸が歯に長時間付着するとエナメル質が溶けてしまったり、虫歯になったりする可能性も否めません。ストローを使って飲むのも刺激や負担を減らす手段の1つです。
特に就寝前にリンゴ酢を飲んで、歯磨きを忘れて寝てしまうなんてことがないようにしましょう。
リンゴ酢はリンゴとお酢の効果を引き出したもの。飲みやすいのにさまざまな美容・健康効果をもたらしてくれます。海外セレブがハマるのも納得です!
リンゴ酢は安くておいしいのに、キレイになれる効果がいっぱい♡ スーパーで見つけたら是非お試しください。
リンゴ酢紹介
リンゴ酢(ペットボトル)
醸造酢のリンゴ酢が1.8リットルの大容量でお手頃価格!
純リンゴ酢と比べると酸味を感じやすいので、料理に向いています。
- ブランド:ミツカン
- 内容量:1.8リットル
- 参考価格(税込):¥664
純リンゴ酢(国産リンゴ果汁100%)
国産リンゴ果汁100%で作られているお値打ちの純リンゴ酢です。
- ブランド:内堀醸造
- 内容量:500ml
- 参考価格(税込):¥626
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