お腹や二の腕の脂肪って胸に集められる？本当に効果があるバストアップ法とは

ボディバストケア

公開 2018/02/21

シンフォニー（38歳）

バストアップ法の一つとしてよく紹介される方法の一つに、お腹や二の腕、背中の脂肪をマッサージしてほぐし、胸に集めるというようなものがありますよね。
この方法、本当に効果があるのか疑問に思いながらもやった事がある人は多いのではないでしょうか？

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脂肪が他の部分に移動する事はまず「無い」
とはいえ「効果があった」という話も嘘ではない！
1. 純粋にマッサージによるバストアップ効果は、ある！
2. バストアップのためには、継続して体質を改善していく事が重要

脂肪が他の部分に移動する事はまず「無い」

結論から言ってしまえば、脂肪をもみほぐして胸に移動させるという事は、基本的に不可能！
残念ながら、いくら強く脂肪をマッサージしても、その脂肪を集めたいところに集中させるという事は出来ません。

そもそもマッサージで脂肪細胞に直接的な変化は起こらないんです！

そもそも、この手法を紹介している内容を読むと、大体が「脂肪を強くもみほぐす事で、脂肪細胞から遊離脂肪酸を放出させる」というような理論が紹介されているのですが、色々な実験などによりマッサージによって脂肪細胞から遊離脂肪酸を放出させる事は出来ないという結果が出ています。
脂肪細胞から遊離脂肪酸が放出されるのは有酸素運動を行っている時など、体にエネルギーが不足している状況の時であり、マッサージでこれを引き起こす事はまずできません。

放出された遊離脂肪酸は「溜まりやすい所に戻る」

また、仮に脂肪細胞から遊離脂肪酸が放出されたとしても、その脂肪酸はエネルギーとして消費されない限り、単純に脂肪が蓄積されやすい箇所に貯められます。
血液やリンパにのせて胸に集めようとしても、結局はお腹などの脂肪に戻ってしまうだけなのです。

強く揉み過ぎると、体の組織が傷ついちゃう > <

また、強くマッサージをする事でデメリットも。
強く体の一部をマッサージすると、細胞が集まって作られた体の組織を傷つける事になり、例えば皮膚や血管などが傷ついてしまう事になります。
マッサージをしても細胞をつぶす事はできず、その集合である組織を傷つけてしまうだけなのです。
体の組織が傷つくと、当然体にとってはダメージとなりますので、セルライトのケアなども含め強すぎるマッサージは基本的にNGです。

とはいえ「効果があった」という話も嘘ではない！

以上のように、脂肪をマッサージしてから好きな部位に移動させるという事はまず不可能なのですが、とはいえこの方法によってバストアップが出来たという体験談が、全て嘘というわけではありません。

純粋にマッサージによるバストアップ効果は、ある！

というのも、紹介されている手法であるお腹や二の腕をマッサージして、そこから胸に脂肪を流すという動作は、単純にバストアップのマッサージとしては十分に効果が考えられる内容だからです。

お腹や背中、二の腕といった部位をマッサージする事は、脂肪を溶かすという効果は無くても浮腫みを解消したり、血行促進やリンパの流れを促したりする効果があります。
特に腕と胸の間の脇や、背中や肩の部分が凝り固まってしまっていると、胸に対して栄養がいきわたり難い状態になっている可能性がありますので、この部分を揉み解す事はバストアップにも意味があります。

また、お腹のマッサージによって浮腫みを解消するとアンダーバストが細くなってバストが大きく見えるという効果もあります。

更に言えば、強くもみほぐした後に脂肪を集めてくるマッサージは、純粋に血流を胸の方向に流していくマッサージですので、バストに栄養がいきわたりやすくなり、バストアップする可能性は十分にあるのです。

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バストアップのためには、継続して体質を改善していく事が重要

お腹や二の腕、背中の脂肪が移動するという効果はありませんが、行っているマッサージそのものは確かにバストアップに効果を発揮するマッサージ。
脂肪を移動させるようにイメージした方が継続しやすいという点でいえば、あながちこの方法も嘘ではないと言えるかもしれません。

ただし、強く揉み過ぎるのはNGですので、一気にバストを大きくしたいという気持ちでやるのではなく、日々の体質改善として、地道に取り組み続けるようにしてみる事が、理想的なバストを手に入れるために大切です。

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