まるでマネキンのように手足がスラッとして美しい金子エミさん。
かつては器械体操で全日本大会に出場した経験まであるそうです。
1991年に手や足などのパーツモデルとしてデビューし、出演したのはCMだけでもなんと100本以上！
言わずと知れたパーツモデルの第一人者です。

金子さんは日々鍛錬を積み重ねることで「今の自分は20歳代の頃よりキレイだと思っている」と話してくださいました。
しなやかで美しい足は、いったいどうやって作り上げられているのでしょうか？

足が浮腫む原因の1つは足首の「硬さ」

足の浮腫みには、多くの女性が悩んでいます。
夕方になるとパンパンに足が浮腫んでしまうという方も多いのではないでしょうか？
その原因の1つになっているのが、足首の硬さ！
硬さといっても皮膚のことではなく関節の柔軟性のことで、硬くなってしまうと可動域が狭まってしまうんです。
ヒールやブーツを履いていたり、デスクワークで座りっぱなしだったりすると、足首は固定されてしまうため、血流は滞ります。
足首が凝り固まるとポンプの機能であるふくらはぎも機能せず、浮腫みやすくなるんだとか。
血流が滞るということは、足の冷えにもつながってしまいますね。

足首の柔軟性をチェック！

金子さんに足首の硬さをチェックする方法を教えてもらいました！
テストは至ってシンプル。
「両足を閉じ、そのまましゃがむことができるかどうか」です。
そのまま座ることができればOKですが、足首が硬くなっているとしゃがむことができず、後ろにコロンと倒れてしまいます。

「西村さん大丈夫？」（LiLiCoさん）
「かかと付けたまま？えーっ！！」（西村知美さん）

西村さんはちょっとフラフラしてしまいましたね。
足首をほぐすストレッチ、美脚の女王である金子さんが20年間毎日行っているストレッチを教えてもらいました！
柔軟性のチェックを終えたら挑戦してみましょう。

美脚レッスン・初級編【足首回し】

座って足首を回すと筋肉がほぐれ、柔らかくなるとか！

「（LiLiCoさんを見て）足首回すの、様になりますね！」（相沢まきさん）
「ワンピースでやるの恥ずかしいわ（笑）」（LiLiCoさん）

LiLiCoさんはさすがプロレスラーとしての一面があるだけのことはありますね！
しっかりポイントを押さえています。

20分回すとサイズダウン！

金子さんは1分間、足首を回してサイズを計測するということをやってみたそうです。
個人差はありますが、金子さんは20分でなんと7mmほど細くなっていたことがあるとか！

「足首の7mmってすごいですよ！」（LiLiCoさん）

それだけ即効性があるのなら、テレビを見ながらでも、ちょっとした合間に足首を回したいですね！

美脚レッスン・上級編【子ひつじのポーズ】

難易度をアップさせて、さらに美脚を目指しましょう！
金子さんは「子ひつじのポーズ」というエクササイズを教えてくれました。

早速女美会編集部でも挑戦♪

① 肩幅より少し足を開く。爪先は外に向け、足先を「逆“ハ”の字」にする

②手は腰に当て、膝を少し曲げた状態にする

③そのまま膝をゆっくり曲げて腰を下ろす

④③の姿勢のまま、かかとを上げる

⑤そのまま5秒キープし、身体を徐々に上げながらかかとを元の位置に戻す。身体を上げた時、急激に膝をピンと伸ばすと痛めてしまうので注意しましょう

「これはキツイ！」（相沢さん）
「うわぁ、スクワットみたい！」（西村さん）

この動きを1回目は30回、2回目は25回、最後に20回とだんだん減らして繰り返します。
これを1日3セット行いましょう。

20年間続けて美脚をブラッシュアップ！

上級編のエクササイズを金子さんは20年間、毎日繰り返しているとか！
金子さんの美脚は20年間続けたエクササイズの賜物、まさに「美は一日にしてならず」ですね。

美脚エクササイズの始まりはコンプレックス解消のため

ご紹介したエクササイズですが、実は金子さんがコンプレックスを解消するために考案されたものなんです！
金子さんの身長は158cm、モデルとしてはかなり小柄。
「小柄でも長身のモデルに引けを取らないためにはどうすれば……」と考え抜いた結果、ふくらはぎの膨らんでいる位置を高くすることに辿り着きました。

ふくらはぎの位置が高くなれば足長効果もあり、尚且つ浮腫みも解消できるので一石二鳥！
こうして日々、努力を積み重ねて「美脚のカリスマ」と呼ばれるまでになったんですね。

金子さんにとって、美の極意は「毎日続けていく」ことだそうです。
簡単なことでも、自分が続けられることを見つけて、それを積み重ねていくことが大切なんですね。