太る? シミができる? 秋に注意するべき美容トラブルはコレ!
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EXPERT
女美会編集部
学生の夏休みも終わって一気に夏から秋へと季節が切り替わっていく9月。肌露出も減ってきて、なんとなくキレイをサボりがちなこの季節に注意したい美容トラブルをご紹介します。
秋は「太りやすい」季節
食欲の秋なんていう言葉があるように、秋は食べ物が美味しい季節。
夏の間にたっぷりと日光を浴びた果物や野菜が実をつけ、冬に向けて脂肪を蓄えた魚は脂たっぷりと蓄えていますので、旬といわれる食べ物も沢山あります。
しかし、こうした食べ物は栄養価が豊富で美味しい反面、糖分や脂肪分も多くなっているので、太りやすい点に注意!
また、夏は暑さで食欲を失いやすいですが、涼しくなると食欲が増すのも食べ過ぎてしまいやすいポイントです。
美味しいからって食べ過ぎると、色んなイベントが盛りだくさんの冬に向けてダイエットしなくちゃいけなくなりますよ!
生物の仕組み的にも太りやすい
ちなみに、秋に太りやすいのは食事の栄養価が原因だけではありません。
クマが秋の間に沢山の脂肪を蓄えて冬眠へと備えるように、人も動物の一種ですので、冬に向けて寒くなってくると、体温を保つために脂肪がつきやすくなります。
これはホルモンの影響などもありますが、体が冷えると血行が悪くなり、代謝が低下して脂肪が蓄積されやすくなるというのも理由の一つ。
暑かった夏のまま、涼しい恰好をし続けていると体が冷えて脂肪がつきやすくなるので、衣替えは適切に行いましょう。
見た目を気にしなくなるから太りやすい
もう一つ、太りやすい理由として、涼しくなって長袖など体を覆う服装が増えると、人から見られる事を気にしなくなるため、「多少太っても気にしなくなる」=「太りやすい考え方になる」というのもあります。
また、秋はファッションの面でも、夏と比べて暗めの色の引き締め効果があるものが多いので、なんとなく自分の体型への意識が薄れがち。
秋をどう乗り越えるかで、魅力的な体型でいられるかどうかが決まるといっても過言ではありませんので、しっかりとボディメイクに気を使っていきましょう!
シミが気になりやすいのは秋
8月までと比べ、急激に紫外線量が減少する9月。紫外線が減って肌へのダメージが落ち着くように思えますが、シミやくすみが気になりやすいのはむしろ9月以降。
というのも、夏の間に大量の紫外線を浴びて作られたメラニンが、時間をかけて徐々に肌表面へと出てきますので、丁度秋の時期が一番シミやくすみとして目立ちやすい時期とも言えるのです。
また、夏よりも紫外線が減るとはいえ、紫外線がなくなるわけではないのに加え、夏は日中、真上から浴びていた紫外線が、秋頃になると少し太陽が傾くため、顔にあたりやすくなってしまう事から、紫外線ダメージはやはり無視できない存在です。
秋になってもしっかりと紫外線対策を行い、同時にメラニンの排出を助けるようなスキンケアコスメを利用したり、美容医療などでシミを解消していきましょう。
乾燥しやすい秋の肌
秋冬は空気が乾燥してくるため、肌も乾燥しやすい。というのは常識ですが、秋の肌が乾燥しやすい原因はこれだけではありません。
夏に浴びた紫外線でシミやくすみが目立ちやすいとご紹介しましたが、夏の紫外線は肌組織そのものへの大きなダメージとなっているため、肌がしっかりと水分を維持する機能や、コラーゲンなどによってハリを保つ機能も弱くなっています。
つまり、空気が乾燥しやすい上に、肌が弱っているため、秋の肌はとても乾燥しやすいのです。
特に夏場にたっぷりと紫外線を浴びた人ほど肌のダメージは出てくるので、しっかりと保湿ケアを行うようにしましょう。
秋の花粉症で肌が荒れる
花粉症というと春先のイメージですが、秋にもブタクサなどの花粉によって引き起こされる事は、周知されるようになってきました。
花粉症は鼻水が出たり目がかゆくなったりという粘膜へのトラブルだけではなく、肌に対してもアレルギー反応を引き起こして肌荒れとなる原因。
くしゃみや目のかゆみと併せて肌も荒れるようなら花粉症の影響も考えられますので、アレルギー科などを受診してみるとよいでしょう。
秋こそキレイの重要な季節
過ごしやすくなってキレイに対する意識が薄れがちな季節だからこそ、本当にキレイでいるためには秋の過ごし方がとっても大切!
トラブルの原因も多い反面、活動しやすくダイエットを始めとした美活に最適な季節とも言えますので、この時期をしっかり過ごして美しさを手に入れましょう!
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