お肌のハリを取り戻す!エイジングケア成分「FGF」高配合の実力とは?
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女美会編集部
加齢にともなって生じる肌トラブルといえば、目の周りの小じわや首元のシワ、そして頬のたるみなどが気になる方は多いのではないでしょうか?
そんなエイジングサインを引き起こす原因は、主に真皮層内のコラーゲンやエラスチンといった「弾力成分」が減少する事によって、肌のハリがなくなってしまうという事。
こうしたエイジングサインのケアにおすすめのスキンケアコスメが、FGFが高配合された美容液「SMPL スポットFGセラム」です。
肌のハリが失われる原因の1つは「FGF」の減少?!
よく、お肌の曲がり角は25歳とか、30歳あたりだとか言われますが、どんなにスキンケアを頑張っていても、ある一定の年齢に差し掛かるとどうしても肌からハリが失われて行って、様々なエイジングサインが気になりますよね。
このお肌の曲がり角、なんとなく「年をとったら仕方ない」と思いがちですが、その原因をちゃんと聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。
このお肌の曲がり角というのは、実は体内で作られる「FGF」など「成長因子」と呼ばれるものの減少が大きな原因の1つなんです。
成長因子って? FGFって??
成長因子とは、英語で「Growth Factor」と呼ばれるもので、人間の体内の様々な場所で作られているもの。
名前から「成長ホルモン」と似たようなものを連想しやすいですが、身長を伸ばしたり、皮膚を厚くしたりと体を「成長」させるためのものという意味で呼ばれる成長ホルモンとは異なり、体内にある特定の細胞に働きかけ、細胞分裂などを促進する(細胞を成長させる)作用を持つものが、成長因子です。
成長ホルモンは脳下垂体から主に作られますが、成長因子は体のあらゆる部分で作られ、成長因子が細胞にあるレセプターという部分にくっつくと、その細胞が細胞分裂などを開始します。
言い換えれば、成長因子というのは細胞に対して「働け!」という命令になるものです。
その成長因子の1つがFGFで、FGFは正式には「Fibroblast Growth Factors(線維芽細胞成長因子)」の頭文字をとったもの。
線維芽細胞という、コラーゲンなどの弾力をもった成分を作り出す細胞で、この線維芽細胞に対しての成長因子という意味合いで、FGFと呼ばれています。
体内で作られる成長因子は30代頃から急激に減少する
さて、本題にはいりましょう。
ここまでで紹介しているように、FGFなどの成長因子は体内の様々な場所で作られ続けているのですが、じつは成長因子の分泌量は、30代頃になると急激に減少していきます。
上記の図は成長因子の1つであるEGFの体内に置ける分泌量変化ですが、体内で作られる成長因子はどれも、20代前半頃までをピークとして、25歳、30歳のお肌の曲がり角といわれる時期にガクッと分泌量が減少していきます。
この原因は単純で、そもそも成長因子は細胞が細胞分裂を起こす際などに放出されるのですが、20代頃の成長ホルモンの分泌が盛んで新しく細胞がどんどん作られている時期が終わり、20代後半以降では新しく細胞が作られる事も減るため、成長因子の分泌も減少するのです。
そして、この成長因子の分泌が減少すると、肌細胞は「働け!」という命令を受けなくなるため、活動が鈍っていきます。
これが、お肌の曲がり角と言われる変化の大きな原因の1つなのです。
減ってしまうなら補おう! 話題の「成長因子」配合コスメ
このように、成長因子が肌の健康な育成に重要な役割を果たしている事が分かってから、「加齢によって減少するなら、直接補えばいい」という考えから、どんどん増えてきているのが、成長因子を直接配合したコスメです。
成長因子はいくつかのアミノ酸が結合した「ペプチド」と呼ばれるもので出来ているため、微生物などを使って培養する事が可能で、ヒトの体内で作られる成長因子と同じ成分を、化粧品として肌に利用する事でエイジングケアを行います。
もちろん、体内で合成される成長因子と化粧品で肌の上から利用する成長因子が全く同じように作用するものではありませんが、各種研究によって、コスメ利用によって肌にハリを与えるなど、一定のエイジングケア効果が認められています。
成長因子の効果を得るためにはある程度の濃度が重要
成長因子が配合されたコスメは様々なものがありますが、そのスキンケア効果を十分に実感するためには、ある程度の濃度が必要です。
というのも、化粧品における「配合」というのは、商品に例えば1滴のFGF成分が入っただけでも、FGF配合と記載できてしまうので、ちゃんと効果を発揮するためにはある程度の基準量が必要になるという事です。
どのくらいの濃度が必要か、1つの目安になるのが「日本EGF協会」というところが定めた基準で、様々な検証などを行った上で必要となる濃度を定め、その濃度をクリアした製品に認定証などの発行を行っています。
その基準によれば、FGFの場合は1.6ppmという濃度が必要で、これは分かりやすくいえば1リットルの水に、1.6㎎の成分が入っているという事。
1.6㎎というのもわかり難いと思いますが、塩が小さじ1杯で約5gですので、この3000分の1。また、塩は10粒で1㎎と言われていますので、塩16粒と考えてもいいでしょう。こんなに僅かな量にはなりますが、この分量がFGFが効果を発揮するとされている濃度の基準になります。
FGF成分を3ppm配合した美容液「SMPL スポットFGセラム」
こんなに少ない分量で効果を発揮するなら、世の中には沢山の商品があるはず……。と思いきや、実はそうでもないんです。
なにせ、FGFの原料価格は非常に高額で、日本EGF協会のサイトで紹介されている所によれば、その価格は実験用試薬として、1㎎あたりなんと158万円。1.6mgなら約250万円!!
美容液1リットルに対して250万円も原価がかかるとすれば、100分の1の10mlでも2.5万円もの原価がかかる事に。これだけ高価なものになるとすれば、中々市販の商品がないのも当然といえます。
とはいえ、これはあくまでも昔の参考金額。最近では原料の量産化も少しずつできるようになってきた関係から、ある程度高濃度の商品も増えてきていて、その1つが「SMPLスポットFGセラム」です。
スポットFGセラムは、容量10mlに対して、FGFの濃度が3ppm。つまり、先ほどの原料価格に照らし合わせれば4.5万円分もの原料を配合したもので、FGFの基準濃度の約2倍という、とても高い濃度の配合がされています。
FGFを高濃度配合ながら手にしやすい価格で
そうなると気になるのは価格かと思いますが、価格も限界レベルまで引き下げ。定価は6,200円、2020年現在の実売価格は約5,000円程で、格安というものではないですが、誰でも試しやすい価格レベルにはおさえています。
ここまで価格がおさえられているのは、もちろん技術の発展によって原料価格が下がっている事に加え、パッケージや配送料という細かなコストも徹底的におさえている事や、EC販売限定で流通にかかるコストをなくしている事などが理由となっています。
FGF原料もリポソーム化などの技術を利用して効果を実感しやすく
さらに、配合されているFGF原料は価格をおさえているからといって品質の低いものではなく、むしろ非加熱での抽出や、リポソーム化という原料の浸透力を向上する技術を利用しているため、従来のFGF原料と比べその効果は段違い! 実験によっては10倍ほどの活性度を示し、非常に高いケア効果を得る事が出来ます。
シンプルな処方でFGF美容液の効果を実感しやすい
また、多くの美容液はFGF以外にも様々なスキンケア成分を配合し、「スキンケア効果」を高める事で効果の実感を促進していますが、SMPLスポットFGセラムは、FGF原料に、使用した際の伸びを良くするヒアルロン酸と、最低限の保存料など、非常にシンプルな処方なのも特徴。
成分がシンプルなため、保湿効果など一般的な美容液に求めやすい効果は弱くなっていますが、FGF成分の浸透力は高まり、十分なエイジングケア効果を発揮しやすくなっています。
SMPLスポットFGセラムの口コミ・体験談
エイジングトラブルに悩んだら、まずは一度トライしてみて!
加齢と共に気になるエイジングサインが出てきたら、諦める前に一度成長因子FGFが配合されたコスメを試してみてはいかがでしょうか?
人の体は年齢とともに変化するもの。その変化に合わせて、不足しているものを補い対応する事が、いつまでも若く美しい肌を保つための秘訣ですよ!
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