まずはいつも使っている色に近いファンデーションの色味を1色選んでそこから1段階暗い色、明るい色の3色をピックアップします。初めの1色目は、色白の方なら標準色から1段階明るい色、暗めの肌色の方は標準色から1段階暗い色、普通だなと思う方は標準色を基準にして選んでみてくださいね。

首に近いフェイスラインに先ほど取った3色の色をのせます。なぜフェイスラインかというと、顔は美白ケアを頑張っているけど首はおろそかにしがちということが多いため、顔と首の色には差があります。その中間であるフェイスラインに合わせてファンデーションの色選びをすることで顔と首どちらにも自然となじむ色が選べるというわけなのです。

自分の肌色にぴったりのファンデーションの色を選ぶには光の加減と購入するタイミングにも注意しましょう。

色というものは周りの環境に影響されて明るくも暗くも別の色にも見えてしまうもの。そのため正しいファンデ―ションの色選びをするには照明にも注意が必要です。本来の色味が一番クリアに見えるのは自然光の元。その次に蛍光灯です。なのでファンデーションを選ぶときは自然光か蛍光灯の下で選ぶようにしましょう。オレンジのライトの下で選んでしまっては色選びの失敗のもとです！

自然光もしくは蛍光灯のもとで、肌になじんで調和している色があなたにピッタリ合うファンデーションの色です。

ファンデーションは今や高機能なものが多いため、つけたてはとっても綺麗ですが残念ながら時間が経つと暗くくすんでしまうものもあります。時間が経って肌が暗く感じるという失敗を避けるために最低半日は置いてみてから購入するようにしましょう。

明るい肌色になりたい、という方も多くいるかと思いますがなりたいからって自分の肌より明るいファンデーションを選ぶのは絶対に避けて！　なぜならつけたては何とかなじんでいても時間が経つとともに肌色から浮いてしまって首と顔の色が違うというおばさん肌の状態になってしまうから。肌色を明るく見せたいときは、ファンデーションの色は自分の肌に合うものを選び、ピンクやブルーのコントロールカラーを下地として使って明るい肌に仕上げましょう。

いつもより1段階暗い色のファンデーションを選ぶと白浮きせず、自然に肌になじむので立体感のある顔になれます。明るい色は膨張色のため顔が大きく見えてしまうこともあります。しかし、暗い色を選ぶと引き締まって見えるのです。1段階暗くするのは心配かなと思いますが、1段階だけなので浮くことなく手軽に立体感のある顔になりますよ。

ここまで自分でファンデーションの色を選ぶ方法をご紹介しましたが、どうしても迷ってしまう場合はコスメカウンターへ行ってプロの手を借りるのも一つの手！
BAさんにファンデーションが気になっていることを伝えてタッチアップしてもらいましょう。その際、どんなに気に入っていてもすぐに購入しないことが大切です。コスメカウンターでメイクしてもらうと照明の関係でとっても肌がきれいに見えるのですが実際外に出てみると思っていたのと違うなんてこともあります。なので一度時間をおいてから購入することをおすすめします。こうすることでお化粧持ちや崩れ方なども見ることができます。また、可能ならサンプルをもらって自分で付けてみるのもおすすめです。BAさんはその製品を扱うプロなので綺麗につけることができて当たり前なのですが、実際自分で付けてみると上手に扱えないなんてこともあるからです。

ファンデーションの色選びは基本中の基本ですが、とっても大切なステップです。正しい色のファンデーションを身に着けると若々しい印象になれるので、何だかメイクがしっくりこないなという人はぜひファンデーションの色選びを見直してみてくださいね。