ニキビとクマ、同じ隠し方じゃダメ! 隠したいもの別コンシーラーの選び方
momoka
シミ・ニキビ跡、クマなどなど気になる肌のアラはなるべく隠したい! そんな肌のアラを隠すにはコンシーラーが便利だけど、すべて同じコンシーラーを使用するのはナンセンス。悩みに合わないコンシーラーを選ぶと逆に目立ってしまうなんてことも。気になるアラを隠すには‘色’の力を借りてコンシーラーを選ぶとあら不思議。まるでもとから綺麗だったかのように自然にアラ隠しができるのです。そこで肌悩みごとにコンシーラーの選び方をご紹介します。
コンシーラー選びのキーワードは‘補色’
いかにも厚塗り!ではなく、自然に素肌に溶け込むようにコンシーラーを使って肌のアラを隠すキーワードは‘補色’です。
補色とは何かを説明する前に、色相というものをご紹介します。色相とは簡単にいうと赤、青、黄のような色味のことです。それを円状に配置したものを色相環というのですが、この色相環上で反対側に位置する色が‘補色’というわけなのです。
補色同士を用いるとお互いの色味を打ち消しあいます。この補色の関係を肌にも使うことで肌のアラが自然に隠れてしまいますよ。
消したいもの別色の選び方
補色と聞いてもあまりなじみがないので、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。コンシーラーを店頭で購入する際には隠したいもの(色)にどの色味が補色になるのかを以下の色味を参考にしてみてください。
「赤み」→グリーン
「青み」→オレンジ
「茶くすみ」→イエロー
生活感がにじみ出る小鼻周りの嫌な赤みにはグリーン
肌の色むらがないきれいな女優さんに生活感をプラスするには、メイクさんは小鼻周りにあえて赤みを足すのだそう。つまり、小鼻周りが赤いと生活感が出てどこかやぼったい印象になってしまうということ! そこで使うのが、赤の補色の緑です。
おすすめアイテムは「セザンヌ 赤み補正コンシーラー ソフトグリーン(648円)」
少量でもさらっと伸びて気になる赤みをカバーしてくれます。
チューブが斜めカットになっていて直接塗れるようになっていますが、本当に少量だけでしっかりカバーできるので、一度手の甲に出してから指でちょんちょんと気になる赤みの上に少しだけ広めにのせてから指で伸ばすようにしましょう。
頬の赤みにも!
コチラのアイテムは小鼻周りだけでなく、頬の赤みにも使えます。しかし、緑は肌がもともと持っている色ではないので塗りすぎて時間が経つと灰色っぽくくすんでしまう可能性があるのでなるべく薄づきに塗りましょう。
クマは種類ごとに選ぶべし!
皆さんは、ひと口にクマと言っても3種類あることをご存知ですか? 青クマ、黒クマ、茶クマです。これらは原因もそれぞれ違うのでコンシーラーもそれぞれのクマの種類で選ぶようにしましょう。
血行不良による青クマにはオレンジ
血行不良が原因の青クマは誰もが一度は悩んだことのあるクマですよね。
そこに。オレンジをのせたら逆に目立ちそうなんておもいがちですが、大丈夫! 青みが気になるごく狭い範囲にのせると不思議としっかりなじむのです。
たるみによる影の黒クマにはオレンジのコントロールカラー
黒クマというのは実は目の下のたるみやくぼみが陰になって黒く見えているものなのです。そこにコンシーラーを塗ってしまうと厚みが出てしまい余計に目立ってしまいます。そのため、コンシーラーよりもテクスチャの薄いコントロールカラーでカバーするようにしましょう。また、毛穴を埋めてくれる下地で目の下のくぼみを少しでも平らに近づけることも黒クマ隠しには有効です。
色素沈着が原因の茶クマにはイエロー
日焼けによるシミやこすりすぎが原因で色素沈着してしまった茶クマには、イエローのコンシーラーでカバーしましょう。コンシーラーを塗るときも強く目の下をこするとクマが悪化する原因になるので目元に触れるときは優しくこすらないということを意識してください。
今回は、多くの人が悩む青クマ隠しにおすすめアイテムを紹介します。
「THREE アドバンスド スムージング コンシーラー OR (3780円)」
目の周りの皮膚は薄くデリケートなのであまり刺激をしたくない部分ですよね。そこで天然由来成分80%のこちらのアイテムで優しくしっかりカバーしましょう。リキッドタイプなのでフィット感があり夜まで白浮きや乾燥しないのもうれしいポイント。青クマの気になる部分だけにこちらのコンシーラーをのせてなじませます。その上から、いつも使っているベージュのコンシーラーを目の下全体にのせてなじませます。
そうすることで、オレンジが浮かずかなり自然に青クマをカバーすることができます。ぜひ試してみてください♡
シミ・ニキビ跡にはパレットタイプのコンシーラー
肌に点在するシミやニキビ跡はあるだけでテンションが下がってしまいますよね。これらのシミやニキビ跡は濃い茶色から赤茶色まで人によって様々です。そのため、この色!と決めつけるよりも潔く自分の気になるところに合うオリジナル色をブレンドするのがおすすめです。
コンシーラーパレットと言えば、というほど大人気の「イプサ クリエイティブコンシーラー EX (3780円)」色むらに足りない赤をプラスすることでカバーではなく、同化させて素肌のような自然な肌にしてくれます。
まずは、真ん中のピンクをシミやニキビ跡になじませてから、その上に上下2色を肌色に合うようにブレンドするとまるでそこにシミやニキビ跡がなかったかのように隠れます。付属のブラシも使いやすいのですが、個人的には指でポンポンとした方がよりきれいにカバーできる気がします。
できるだけ気になる肌のアラは隠したいですよね。しかし、肌に合わない色や必要以上に厚塗りしてしまうと逆に不自然に目立ってしまうなんてことも。そうならないために補色の関係をうまく使って隠したいものごとにコンシーラーを選んでみてくださいね。きっとまるでアラがなかったかのように隠れますよ♡
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jobikai編集長
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