まゆの美肌効果に着目! 開発日記Vol.2

ついに動き始めた「美人のバスタイム研究部」。まず女美会編集部はタレント・中川祐子さん、そして開発のプロ・奥谷千里さんと話し合いを重ねました。(開発日記Vol.1へ

全員が納得できればスペシャルすぎるアイテムになりそう!

まずは軸となる成分を研究します。
美容液や化粧水のような効果と質感を求めるには保湿は重要なポイントです。ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド…どんな成分を思い浮かべますか?

絹のパワーにひらめいた!

肌に潤いをもたらす、保湿効果の高い天然成分を軸に検討を重ねていました。安心、安全で効果がある素材を探していたところ、たどり着いたのがシルクです。

まゆ玉から絹糸を紡ぎ出す女子従業員は四六時中、手をお湯につけて作業していました。
人間は皮脂と皮脂膜によって刺激や乾燥から身を守っています。しかし水仕事をすると油分がはがれ落ち、角質層がダメージを受けて水分が奪われるため、肌荒れにつながるのです。それなのに女子従業員たちは不思議と乾燥することはなく、まさに“絹のような肌”だったそう。

調べてみると、まゆの製造過程でお湯に溶け出す「セリシン」という成分の効果だそう。
「まゆ風呂」いいんじゃない? 大事な、大きなひらめきです。

注目の成分「フィブロイン」

まゆ玉は主に天然成分である「セリシン」と「フィブロイン」で構成されています。どちらも保湿力に優れていて、良質なタンパク質を保有しています。しかしお恥ずかしい話ですが、最初は勉強不足でその違いがわからなかったのですよね。

セリシンは水溶性で、フィブロインはアミノ酸が大多数を占めているため水に溶けにくい性質。これだけなら安易にセリシンを中心に考えたのですが、フィブロインを知れば知るほど「何とか水に溶けるようにならないか」と思うようになりました。

フィブロインはアレルギーが発生しにくい物質で、人工皮膚や創傷被覆材、コンタクトレンズなどの原料になるほど。皮膚になじみ、細胞が再生しやすくなる優秀な素材なのです!

水に溶けない性質をクリアできれば、これほど優秀な素材はありません。試行錯誤した結果、分子のレベルまで加水分解することで、口にすることができるほどになることがわかりました。しかもこの原料は一般的なものとは違い、アミノ酸はもちろん、ペプチドも多く含んでいて美肌効果がとても高いそう。ペプチドはエイジングケアのほか、病院で処方されるほど皮膚の再生をサポートしてくれるのです。

貴重な国産シルク

奥谷さんが知識を深めてきてくださいました。そこで「日本の養蚕業はほぼ皆無に近い」という衝撃的な事実を知ります。

戦災の影響や農業人口の減少に加え、化学繊維の普及により、養蚕農家は急速に衰退。世界一を誇っていた国内の生産量は最盛期の約1パーセントに…。今や海外からの輸入に99パーセント頼っています。管理は寝る間もないほど大変だとか。かつて“蚕都”と呼ばれていた京都で養蚕業を営んでいる農家は現在、たった数件しかないそうです。

それでもプライドと愛を持って生産しているおかげで、このような素材が作られているのですね。そんな話を聞いたなら、何としても貴重で高品質な京都産のシルク成分を使おうと決意しました!

蚕は桑の味?

奥谷さんは蚕が繭を作っている様子も見学し
「一生懸命まゆを作る蚕がすっごく可愛かった♪」
とのこと。命が生み出す奇跡の素材って素敵!

しかもとことん体感してきてくださり、なんと乾燥した蚕を“味見”してきたそう。恐る恐る感想を尋ねてみると
「桑のようなみどりの味」
と…蚕のご飯は桑ですものね、納得。それにしても勇気があるし、本気度合が伝わってきました。

保湿は京都産シルク成分「フィブロイン」を配合することに決まりました。 こちらを軸に、試作を重ねていきます。

ゆったりとリラックスをするには香りも不可欠です。
ラグジュアリーな時間を演出するために奔走しました。(開発日記Vol.3へ

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