飲み会の翌日だってキレイでいたい! 美しくいるためのお酒の飲み方
ノリコ
お酒を飲んだ次の日は二日酔いで気分が悪かったり、体重が増えたり、顔がむくんでパンパンになったりと、最悪のコンディションになってしまう人も多いと思います。とはいえ、友達との飲み会は楽しいものですし、会社の飲み会などは避けられない時もありますね。でも大丈夫、そんな時でも少し飲み方を変えるだけで、キレイをキープすることができるんです。
この記事では、翌日がデートでも困らない、美しくいるためのお酒の飲み方やおつまみの選び方などをご紹介します。楽しくお酒を飲みながら、キレイも手に入れちゃいましょう!
翌日もキレイをキープするための飲み方
ではさっそく、翌日もキレイでいるためのお酒の飲み方をご紹介します。
お酒と一緒に水をたっぷり飲む
飲み会の翌日はいつも二日酔いでぐったりしてしまったり、むくみでパンパンになってしまうという人は、お酒と同じ量の水を飲むようにしましょう。
二日酔いの原因となるのは、お酒を飲んだ時に発生する「アセトアルデヒド」という物質ですが、これを体内に残さないようにするには水をたっぷり飲むのが効果的です。トイレに行くたびに、尿と一緒にアセトアルデヒドが体の外に排出されるので、翌日の頭痛や吐き気、ダルさなどのツラい二日酔いを防ぐことができます。
また、アルコールには強い利尿作用があるので、体が脱水症状を起こして水分を溜め込んでしまいます。それが翌日のむくみを引き起こしてしまうので、水分が足りなくなる前に補給してあげることが大切です。間違っても、むくみ対策のために水分を控えるなんてことはしてはいけませんよ。健康のためにも逆効果です。
できれば氷が入った冷たい水は避けて、常温のものを飲みましょう。体を冷やさずに水分補給ができます。そして飲み会で話が盛り上がっていても、ガマンせずにトイレにいきましょう。どんどんアセトアルデヒドを排出すれば、お酒が冷めるのが早くなりますよ。
お酒を飲む前になにか食べる
お酒が弱い人や二日酔いになりやすい人は、すきっ腹にお酒を流し込むのはNGです。アルコールの血中濃度が急激に上がり、悪酔いや吐き気などが起きやすくなります。翌日も体調不良になってしまう原因になるので、必ず胃の中に食べ物を入れてからお酒を飲むようにしましょう。
そもそも、お酒を飲んだ時に胃で吸収されるぶんは約2割だけだといわれています。残りの8割は、その下の腸で吸収されます。そのため、胃の中になにも入っていない状態でお酒を飲むと、胃をあっという間に通り抜けて、腸まで到達してしまうのです。
胃の中に食べ物が入っていれば、お酒が胃に溜まっている時間が長くなるので、少しずつ腸へと流れていってくれます。そうするとアルコールの吸収がゆっくりになり、悪酔いや体調が悪くなるのを防ぐことができます。
水割りで飲みすぎを防ぐ
お酒が強い女性ほど気をつけたいのが、アルコール度数の強いお酒の飲みすぎです。おしゃべりをしながら飲んでいるとグイグイお酒が進んで、翌朝に二日酔いで後悔する・・なんてことを繰り返していませんか?
その対策として効果的なのは、ウィスキーや焼酎などの強いお酒を、水割りやお湯割り、お茶割りなどで飲むことです。お酒自体も薄まるので飲み過ぎを防ぎ、さらに水分も補給できます。寒い時期はお湯割りでちびちび飲めば、体を温めながらちょうどいいペースを保てるのでおすすめです。
飲みやすいお酒ほど控えめに
ダイエット中の女性が注意したいのは、甘いカクテルや果実酒などの糖質が多いお酒です。普段あまりお酒を飲まない女性でも、カルアミルクや梅酒など甘いものなら美味しく飲めると思いますが、ジュース感覚で飲んでいると糖質オーバーになってしまいます。
いくらおつまみでヘルシーなものを選んでも、お酒で台なしになってしまうので、ほどほどにしておきましょう。
また、ビールや日本酒も糖質が多いお酒なので、甘くないからといって飲み過ぎは厳禁です。
飲み会は早くはじめて早く切り上げる
お酒を飲むと眠くなるという人は多いと思いますが、実は睡眠のためにはお酒はよくありません。
お酒を飲んだ時に発生するアセトアルデヒドは、睡眠の途中で目を覚まさせる覚醒作用があることが分かっているのです。そのため、寝る前にお酒を飲むナイトキャップと呼ばれる行為は、眠りを浅くして熟睡を妨げるので、睡眠障害などになりやすくなります。
さらに、アルコールが抜けていない状態で眠ると、夜中に何度もトイレに行きたくなったり、喉が渇いて水を飲んだりと、結局よく眠れないまま翌日になってしまうことも。これでは肌の調子も崩れてしまいます。
理想は、眠る4時間前までに飲み会を切り上げることですが、難しいようなら飲み会の後半はソフトドリンクやノンアルコールのものに切り替えましょう。
太らない・お酒を残さない おつまみの選び方
楽しいお酒に欠かせないおつまみですが、選び方を工夫するだけで翌日の体調とキレイに差がつきます。飲み会の時に役立つ、おつまみ選びのポイントをおさえておきましょう。
塩辛いものはNG
ビールやチューハイなどのお酒には、しょっぱいものが合います。そのため、居酒屋の料理はお酒に合うよう濃いめに味付けがしてあります。お酒が進むと舌が鈍感になっていくので気づきにくいですが、普段ならしょっぱいと感じるようなメニューをどんどん食べていることも少なくありません。
それでなくてもお酒を飲んだ次の日はむくみやすいので、塩分の摂りすぎで体が水分をさらに溜め込むと、いつもの1.5倍の顔になってしまうかもしれません。
いくら美味しくても、焼き鳥や生ハム、塩辛などの塩分の濃いものは控えめにしましょう。家飲みの時は、ポテトチップスなどのしょっぱいお菓子も食べすぎに注意です。
最初に野菜を食べる
からあげやフライドポテトなど、カロリーたっぷりのおつまみを食べたい時は、その前に野菜を食べるようにしましょう。
それによって、急激に血糖値が上がるのを防ぎ、インスリンという脂肪を体に溜め込む働きをするホルモンの分泌をおさえてくれます。
野菜だけでなく、海藻やきのこなど、食物繊維が多く含まれているものならどれも同じ効果があります。居酒屋に行った時に、とりあえずサラダを注文するというのは、賢い女子の飲み方だといえますね。
アルコールを分解するタンパク質を摂る
タンパク質は、アルコールの分解を助けてくれる効果があります。そのため、翌日までお酒が残りやすい人は、肉や魚、卵、大豆などのタンパク質が豊富なおつまみを選ぶといいでしょう。
肉なら、唐揚げや焼き肉よりも、カロリーの少ないしゃぶしゃぶがおすすめです。夏なら、さっぱりとした冷しゃぶが食べやすいでしょう。また、お刺身や冷や奴、卵焼きなども太りにくく、タンパク質がしっかり摂れるメニューです。
アルコールで消費されるビタミンB1を摂る
ビタミンB1は、糖質を燃やして太りにくい体質にしてくれたり、疲労回復にも役立つ大切な栄養素です。
ですが、お酒を飲むと大量に消費してしまうため、しょっちゅう飲み会をしている人ほど不足しています。
ビタミンB1を含んでいる豚肉や大豆、うなぎなどの食品を積極的に摂って、できるだけ補うようにしましょう。おつまみとして最適なのは、ダイエットに役立つビタミンB1とビタミンB2の両方を含んでいる枝豆です。食物繊維も豊富なので、飲み会のはじめに食べると血糖値の上昇をおだやかにしてくれます。
少しの脂肪分で酔いが回るのを防ぐ
ダイエット中でも、脂肪分を一切取らないおつまみばかりでは、アルコールが体内に回るのが早くなってしまいます。
脂肪分はアルコールの吸収をゆっくりにする効果があるので、たしなむ程度に食べるのが正解です。
チーズやバターを使った料理や、脂の乗った魚など、できれば揚げ物以外で脂肪分をとるのがダイエットのためにはいいでしょう。せっかくの飲み会ですから、こってりしたおつまみもほどよく楽しみながら、美味しくお酒を飲みましょう。
まとめ
飲み会の翌日もキレイでいるためには、ちょっとした飲み方や、おつまみの選び方の工夫が必要です。
飲み会のはじまりと同時にお酒をグイグイ飲まずに胃に食べ物を入れるようにしたり、水をたっぷり飲む、糖質の多いお酒は飲みすぎないなど、今日からできることばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
また、おつまみもこってりしたものはすべてNGというわけではありません。脂肪分も摂りながら、食べる順番や味付けなどに注意して、楽しくお酒を飲みましょう。
いつも飲み会のあとは二日酔いやむくみ、体重の増加で絶不調・・という人は、この記事を参考にしてキレイをキープしてくださいね。
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