辛い生理痛に効くツボ。まずは「三陰交」だけ覚えておこう

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YATA

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鍼灸院【鍼之助】院長 (鍼灸あんまマッサージ師)
が監修しています

女性であれば多かれ少なかれ“重い”生理痛に悩まされた経験があるのではないでしょうか。
生理痛の重さは人によって大きく異なりますが、なるべく生理痛の辛さは軽減したいものですよね。
生理痛を改善するためのツボには色々なものがありますが、その中でもまずはここだけ覚えておきたいという「三陰交」をご紹介します。

生理痛を始め女性の悩み全般に効果的なツボ「三陰交」

三陰交とは足の内側、くるぶしから指4本分(8㎝程度)上に上がった所、骨のすぐ後ろ側にあるツボで、女性の三里ともよばれるツボです。
刺激の仕方としては、じんわりと力を加え、痛気持ちいいくらいの強さで10~15秒押すと良いでしょう。
気になった時に押すというより、毎日例えば就寝前のマッサージなどでツボの位置が凹んでいたり、押して痛みを感じないかをチェックして、何かしら反応があるようであれば刺激するという形で利用すると良いツボです。

三陰交の刺激で得られる3つの効果

三陰交を刺激すると、大まかに3つの効果が得られます。
・エネルギーを取り入れる消化吸収能力を向上し、代謝を上げる
・血流やホルモンのバランスを整える
・子宮など女性器の働きを正常に保つ
これらの効果が複合的に働く事で、生理痛の改善を見込む事ができます。

三陰交は3つの経路が重なる重要なツボ

東洋医学の考え方では、内臓や脳などの働きをつかさどるものとして「経路」というものがあり、ツボ(経穴)はその経路上の重要なポイントというもの。
そして、その経路は陰の経路と陽の経路の2つに分かれており、内臓関連でいうと全部で12の経路があるのですが、この陰の経路のうちの3つが交差している所にあるものが「三陰交」のツボになります。
経路上のツボを刺激する事で内臓の調子を整えるという事から分かるように、3つの経路が重なっているという事は3つの内臓(機能)に一度に働きかけを行えるため、とても効率がよく、重要なツボなのです。

三陰交は「肝経」「脾経」「腎経」の3つに働きかけるから生理痛に効果的

三陰交で交差している経路は、「肝経」「脾経」「腎経」という3つの経路。
それぞれを簡単に説明すると「肝経」は肝臓の働きに作用する経路で、肝臓は全身の血流量の調整や、血を貯蔵する働きとして、血流を整えるために重要な臓器。

「脾経」は文字だけ読むと脾臓に影響しそうですが、東洋医学では「脾胃」と表現し、胃や小腸の働きを助けて消化吸収を改善する事でカラダの働きを全般的にサポートします。
また「脾」は「膵臓」を指すとも言われていて、血糖のコントロールや消化液の分泌から健康をサポートします。

「腎経」は腎臓やそれに関する臓器に関係するもので、東洋医学ではとくに重要な「腎(じん)」に作用します。腎とは体がもつエネルギーの出所のようなもので、腎が衰えると精力が減退し、骨や髪に至るまでカラダの老化が進んでいきます。若さを保つために重要であり、生理などにも直結している部分です。

「三陰交」を利用して上記の3つを同時に刺激する事により、前述のように生理痛の改善に重要な、エネルギーを取り入れる消化吸収能力を向上し、血流やホルモンのバランスを整え、女性器の働きを正常に保つという働きを発揮する事ができます。

三陰交で交差している経路は、「肝経」「脾経」「腎経」という3つの経路。
それぞれを簡単に説明すると「肝経」は肝臓の働きに作用する経路で、肝臓は血液を作ったり、ホルモンバランスを整えたりという点で重要な臓器。
「脾経」は文字だけ読むと脾臓に影響しそうですが、東洋医学では「脾胃」と表現し、胃や小腸といった消化吸収に関わる全般の事で、消化吸収を改善する事でカラダの働きを全般的にサポートします。
「腎経」は腎臓やそれに関する臓器に関係するもので、東洋医学ではとくに重要な「腎(じん)」に作用します。腎とは体がもつエネルギーの出所のようなもので、腎が衰えると精力が減退し、骨や髪に至るまでカラダの老化が進んでいきます。若さを保つために重要であり、生理などにも直結している部分です。

「三陰交」を利用して上記の3つを同時に刺激する事により、前述のように生理痛の改善に重要な、エネルギーを取り入れる消化吸収能力を向上し、血流やホルモンのバランスを整え、女性器の働きを正常に保つという働きを発揮する事ができます。

女背は三陰交だけでも刺激しておくと体調コントロールに有効

以上のように、三陰交はとても重要なツボとして、女性の悩みを鍼灸治療する場合には外せないツボの一つ。
色々なツボを覚えておくのは難しいけれど、体調を改善していきたいという場合には、ここだけでも覚えて毎日触ってみて、凹みや軽く押した時の痛みが無いかなどをチェックして、気になる時に刺激をしておくだけでも、多くの悩みの改善に役立ちます。

セルフ鍼やお灸などの利用も効果的

三陰交はセルフ鍼(置き鍼)やお灸などを利用するのも効果的です。
セルフ鍼については専用の商品があれば一番良いのですが、手元に商品が無い場合でも、乾いたお米粒を半分に切って尖った面を皮膚にあててツボの所におき、その上から絆創膏の粘着部分で抑えるという簡単な方法でも有効です。

また、ツボは体質や体調によって位置が変わりますので、正確な位置が知りたい時や組み合わせるべきツボなどを知りたい場合は、鍼灸院に相談してみるのも有効です。
体調ケアにツボへの刺激を取り入れて、カラダの中から健康を手に入れていきましょう!

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