ヘアカラーの色落ちに、髪色復活する「いろもち」を使ってみた
yui (46歳)
美容院は1〜2ヶ月に1回程度の頻度で通う方がほとんどですが、ヘアカラーしている場合、根元が伸びてきたり色落ちしたりで、本当はもっと早くメンテナンスに行きたい!とお思いの方も多いのでは? でも時間もお金もかかって、現実的にはなかなか難しい。
特にアッシュ系とかピンク系のヘアカラーなどは、美容院で染めた後の色を持続させるのは難しいですよね。そこで、簡単に髪色が復活するという「iro-mochi」という画期的な商品を試してみました。
カラーヘアってどれくらい持続できるものなの?
美容院でのヘアカラー、綺麗な状態はいつまで持つもの?とお思いの方。残念ながら、いくら美容院で綺麗に染めても、髪から色は少しずつ抜けて行くもの。また使う色や、自毛の脱色具合によっても色の持ちの良さはだいぶ違います。
ヘアカラーが抜けやすいのは「アッシュ系」のカラー
アッシュ系のカラーを髪に入れるためには、まずブリーチ(脱色)をします。日本人はもともと赤色のメラニン色素が多く、脱色によって黄色が出やすくなる性質があります。黄色はアッシュ系(青などの寒色)と相反する色のため馴染みにくく、時間が経つと元の色の黄色が目立ちやすくなります。
現在人気のアッシュ系カラーですが、日本人にとっては色落ちしやすいカラーです。
ヘアカラーが抜けにくいのは「ダーク系」のカラー
明るい色のカラーを入れる場合、当然のことながら元の黒い髪から明るいトーンへまずブリーチしてからカラーを入れなければなりません。そのため、色が抜ければその分だけブリーチした後のカラーに近づき、オレンジや黄味の強い色に見えます。
ダークカラーのトーンに染める場合は、明るいカラーにブリーチする必要がなく、色落ちした場合でもそれほど髪色に黄味が出ることはありません。
いずれにしてもヘアのカラーは時間とともに抜けていってしまうため、完全に持続させることは不可能に近いのです。だからこそ、なるべく退色を遅らせることというのが最善の策になります。
ヘアカラーの退色を防ぎ、色持ちをよくする方法は?
基本的には退色を遅らせるケア方法は下記のようになります。
シャンプーで
まずは色落ちを防ぐシャンプー方法など、毎日のケア方法を意識することから始めましょう。
・カラーした当日はシャンプーしない(色が完全に髪に馴染むまで待つ)
・毎日のシャンプーは頭皮を中心に行う(ワックスなどを使うとその分髪をよく洗わなければいけないので当然色落ちしやすくなります)
・濡れた髪は早めにしっかりとドライヤーでブローする(キューティクルが開いたままになると、髪が傷み色が抜けやすくなります)
などです。
そのほかには、
・美容院で進められた色落ちしにくい(またはカラー補修できる)シャンプーなどを使う
という方法もあります。
トリートメントで
カラーヘアには、トリートメントを揉み込みすぎないということも大切です。揉みすぎることでせっかくしみたカラーが出てしまいます。トリートメントをつけたときはコームでとかすなどする程度でOKなようです。
色落ちしにくいカラー選びで
アッシュ系の色はどうしても退色が早く、抜けた後に黄色っぽい色に変化しやすいです。
抜けにくい色を選んだり、あまり自毛の脱色をしなくてもいいように暗めの色を入れてもらうと、退色した後も色ムラや黄光りすることから逃れられます。
・・・とはいえ、やはり1ヶ月もすれば、髪の根元も伸びてきて、染めた部分との境目が見えたり、毛先が黄色くなってしまったりと、色ムラや髪の変色が気になってしまいますよね。次の美容院に行く日まで、できるだけ綺麗な髪色をキープする方法はないでしょうか。
簡単に退色ケアできる話題のアイテム「iro-mochi(いろもち)」というものがある!
たった5分でプロがやったみたいな美色が復活する!
自宅での簡単ケアで、サロン帰りの髪色を復活できる、「iro-mochi(いろもち)」というアイテムを見つけました。
ただのセルフヘアカラーでしょ?と一瞬思ったのですが、有名美容室が共同開発した「カラー復元処方」なので、普通の毛染めにはない、退色した髪をサロン帰りの状態に戻したような色へ復活させるのだそう。
しかも、寒色系と暖色系の2種類あり、自分のカラーに合わせた色味にできるようなので、色落ちしやすかった私のアッシュ系カラーもこれなら維持できそう!ということで購入してみました。
ちなみに、人気美容院で行われているような外国人風ヘアカラー、イルミナカラー等への相性もいいとか。
毛染めなのにムラにならない!
iro-mochiは、ムラが出にくく扱いやすいきめ細かな泡タイプのカラーリペア剤です。
お風呂でシャンプー後に使えるので、焦らずに、服や部屋を汚したりするのを気にせず使えます。
しかもたったの5分、泡をなじませて置くだけなので、使い方も簡単で間違いにくいのもポイント高い!
値段が手頃なので、ケチらず使えます。
トリートメント効果も!
髪はダメージを受けると色落ちしやすいそう。通常のヘアカラー剤は髪にダメージを与えやすく、退色も早いのだとか。
しかしこちらはダメージを補修しつつ、退色しにくい状態にしてくれるそう。シャンプー後、カラーを入れながらトリートメントがわりにもなりそうです!
<カラーキープ成分>
・ヘマチン
・クエン酸
・リンゴ酸
<毛髪補修成分>
・セラミド
・コラーゲン
・シルク
「iro-mochi(いろもち)」を使ってみた
使い方(3ステップ)
1.シャンプー後 タオルドライした髪に泡を塗布
いつも通りシャンプーした後、タオルでしっかり水分をとります。泡はミディアムヘアで10プッシュ程度。
2.泡を揉み込み全体になじませる
付属の手袋で揉み込みます。根元から毛先まで全体に行き渡らせます。(私は面倒なので素手でやりました。)
3.5分放置し、すすぎ流す
5分間そのまま放置し、お湯で流します。すすいだお湯が無色透明になるまでしっかりと。(トリートメント効果もあるのですが、それでもパサつきがきになる場合はいつも使っているトリートメント剤をこの後に使います。)
これをだいたい週1〜2回やることで、綺麗な髪色がキープできます。
いろもちの効果
※もっと濃い色にしたい場合は、1回5分の使用をそのまま2回続けて行なうか、二日連続実行するかするといいそうです。
退色が気にならないだけじゃなく、髪色の変化を楽しめた!
実際やってみて感じたことは、次回の美容院の日まで、飽きることなく髪色が楽しめるということ!
美容院で染めた色そのままではないのですが、これはこれで綺麗な色だし、退色具合によってiro-mochiでリペアした髪色も違うので、毎回ちょっとだけ違うニュアンスが楽しめました。
はたから見れば、「あの人、毎週ヘアカラーしてておしゃれだな」って思ってもらえそうなほどです。
いろもちを使うときに気になったこと・注意点
自宅のお風呂の壁は白のタイルなのですが、最後に流す時に壁に飛んだ泡でちょっと色がついてしまい、なかなか取れませんでした。洗い流す際は泡がはねないよう十分気をつけたほうがいいでしょう。(壁の材質によっては落ちやすい、落ちにくいがありそうです)
また、やはりトリートメント効果があるとはいえ、染色した後は髪がキシキシして絡みやすく、ブローする時にパサつきがきになりました。
気になる人は最後にトリートメントまでしたほうがいいと思います。
ヘアの退色が気になる方は是非使ってみて
いろもちクールカラーリペア(青いボトル)
寒色系カラーの補色に。
- ・アッシュ系全般
- ・グレージュ
- ・ラベンダー
- ・マット
- ・ブルージュ...などのカラーの補修にオススメです
内容量:150ml 価格:2,400円(税別)
いろもちナチュラルカラーリペア(赤いボトル)
ナチュラル系カラーの補色に。
- ブラウン系全般
- ミルキィ
- オレンジ
- マロン
- ベージュ...などのカラーの補修にオススメです
内容量:150ml 価格:2,400円(税別)
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