ボディミストの付け方を知って好きな香りを楽しもう!
公開
シンフォニー (38歳)
香りは楽しみたいけれど、何となく香水まで強い香りはつけたくない。そんな時に便利なのがボディミスト。
好きな香りを身にまとうと気持ちも前向きに、毎日がちょっと楽しくなりますよ♪
ボディミストとは?
ボディミストは「ボディフレグランス」とも呼ばれ、持続した香りというよりも短時間で香りのコントロールをしたいという時に使用するもの。
香りの成分の他、保湿成分のある液体となっているので、香りを楽しむだけではなくスキンケアにも有効なものが多くなっています。
香水との違い
香水は基本的に香りを楽しみ、持続させるもので、香料となる油脂や成分をアルコールの溶液に溶かしたもの。
身体に直接振りかけるだけではなく、衣服に振りかけるなどして香りを楽しみます。
香水は特に習慣的に入浴回数が少ないヨーロッパで発達した文化で、体臭を良い香りでごまかすためのものなので、全般的に強めの香りが多くなっています。
香水もその香りの強さや純度などによって4つの種類に分けられ、最も香りの強い「パルファン」から、「オーデパルファン」「オーデトワレ」「オーデコロン」の順に香りが弱く、持続時間も短くなります。
香りを楽しむという点では香水もボディミストも同じですが、ボディミストの方が香りも弱く持続時間も短いので、気分のリフレッシュや、汗をかいた時に短時間だけ香りをつけたい場合に向いています。
また、香水は基本的にアルコール成分が含まれていて肌が乾燥していたり敏感であったりすると使いにくいですが、ボディミストは保湿成分なので敏感肌や乾燥肌でも使いやすいという点が利点です。
ボディミストでおすすめの香り
香りの選び方は基本的に好きな香りを選べばOKですが、ボディミストはそもそもの香りが柔らかいため、香りの特徴としてスッキリとした香りよりも甘めの香りの方が楽しみやすいといえます。
香りで悩んだ場合、甘くフローラルな香りや、清潔感を感じやすい石鹸の香りなどを選ぶと、場面を選ばずに利用しやすいでしょう。
ボディミストを付ける場所
ボディミストも香水も、香りを楽しむためには体温を考慮してつける場所を選ぶと良いでしょう。
気分のリフレッシュなど瞬間的に香りを楽しみたい場合には、体温が高い耳の後ろや手首の内側につけると、すぐに香りが広がって楽しみやすくなります。
逆に、あまり一気に香りを広げず少しずつ楽しみたいという場合であれば足首や膝の裏といった場所につけると、香りが徐々に広がって長時間楽しめます。
ボディミストは保湿の効果もあるので、単純に乾燥が気になる部位に吹きかけて利用するという方法もあります。
ボディミストは髪にも使える
ボディミストには保湿効果があり、刺激も少ないので髪に吹きかけて使う事も出来ます。
特に髪が乾燥してうねってしまうなど、ダメージを受けている時にはボディミストで水分を含ませる事で扱いやすく、サラサラの髪にする事ができます。
香りは強く感じやすい部位ですので、ボディミストの中でも優しい香りのものを選ぶと良いでしょう。
ボディミストの付け方
ボディミストはスプレー状で噴射されるものが多いので、そのまま香りをつけたい場所や乾燥が気になる場所に吹き付けて利用します。
利用する際には肌が皮脂などでオイリーな状態だと馴染みにくいので、軽く皮脂をふき取ってから利用すると良いでしょう。
1回で使うボディミストの量
そもそも香りが弱いボディミストは、ついつい使用量も多くなりがち。
ただ、つけすぎも良くないので1回の使用量は1~2プッシュ程度にして、こまめに吹きかけるようにすると良いでしょう。
香水のように香りを強く感じさせるのではなく、ほのかに香る程度の利用方法がボディミストの楽しみ方には適しています。
ボディミストの使い方の注意点
ボディミストの使い方で注意が必要なのは、顔への利用について。
香りの成分の中には肌に対して悪影響となるものもありますので、特にボディミストの中でも香りが強く香料の配合量が多いようなものについては、顔に利用しない方が良いでしょう。
また、それ以外の部位でも付け過ぎたら軽く拭きとるなど、肌に負担となるような使い方はなるべく避けるようにしましょう。
香りが長続きするポイント
ボディミストの香りを長持ちさせるためには、一気に香りが広がらない足首などに着けたり、身体ではなく服に少し多めに吹きかけるという方法があります。
ただ、そもそもボディミストは一回付けて香りを長持ちさせる目的のものではありませんので、こまめに付け直す利用方法が良いでしょう。
こまめに使う事で、肌の乾燥対策としても効果を発揮しやすくなります。
香水と併用する場合
好きな香りの香水と併用する場合、その香りの性質を上手に利用する事が重要です。
香水はつけてからすぐに香る「トップノート」と、その後に2~3時間続く、メインとなる香りの「ミドルノート」。そして、余韻のような形でしばらく残る「ラストノート」と、香りが変化していく性質を持っています。
香水によってもそれぞれの持続時間が変わりますが、使う香水の香りが一番強く広がる「ミドルノート」が終わるまでのタイミングまでは香水の香りを楽しみ、その後に香りを変えて楽しむ目的としてボディミストを利用するようにすると良いでしょう。
また、使う香水とボディミストは同系統の香りにしておくと、お互いに邪魔をせずに楽しむ事ができるので、最初は香水の香りを楽しみ、乾燥対策と香りを回復させるようなイメージでボディミストを利用していく形ですと、好きな香りが持続しているイメージに出来ます。
ボディミストの使用期限・保管方法
香りの成分は常に液体から放出されている状態ですので、ボディミストは開封したら1年程度を目安に使い切らないと、香りが殆どなくなってしまいます。
また、温度が上がると香り成分が放出されやすくなりますので、温度が高くなる場所には置かない事や、フタをしっかりとしめる事。日光によっても変質してしまうので直射日光を避ける事は最低限として意識しましょう。
涼しい所での保管を行うと長期間香りが維持しやすくなりますので、冷蔵庫やワインセラーに保管するなどが理想的です。ただし、冷たすぎて凍り付いてしまうと成分が変質しますので、冷凍や霜がつくような場所にはおかないようにしましょう。
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