お腹だけ痩せない原因はこの2つ! 体の仕組みから考えるダイエット
やなぎた
理想の体型を目指して筋トレや有酸素運動、食事制限など色々な方法を導入しているけれど、どうしてもお腹だけ痩せない!!! そんな悩みの方は多いのではないでしょうか?
そんなお腹だけ痩せない方は、是非2つのポイントを見直してみてください! お腹だけポッコリを解消しましょう!
まず初めに、何故お腹だけ痩せないのかを考えましょう
世の中には数多くのダイエット法がでていますし、痩せるための運動法や食事法など、様々な方法を試しているという方が多いかと思います。
それでも、それなのになぜかお腹だけが中々痩せない!!!
周りから言われるけれど、努力していないわけではないのに、中々痩せない。
そういう方は多いのではないでしょうか?
そんな方は、まず一度原点に立って、なぜお腹だけ痩せないのかを考えてみましょう。
そうすれば解決方法が見えてくるはずです。
お腹だけ「太る」原因1:食後に血流がお腹で留まる
まず、太る原因をとても簡単に言えば、食事によって吸収したカロリーのうち、使用されない分が「脂肪細胞」に蓄積される事で脂肪細胞が大きくなると、いわゆるぜい肉が大きくなって人は太ります。
そして、このカロリー=エネルギーは、主に腸で吸収された後、血液に乗って移動します。
そうつまり、この「エネルギーを持った血液」こそが脂肪細胞を増大させる原因なのです。
ヒトの体は血液が心臓から送り出され、全身にいきわたってから返ってくる事で成り立っていて、どこかにとどまり続けるという事は基本的にありません。
しかし、食事をとった直後は、食事からのエネルギーを効率よく吸収するために、胃腸を中心に血液が集まりやすい状態になります。
更にいえば、食事直後というのはもっともエネルギーが豊富になるタイミング。
つまり、食後ヒトの体は、一番太りやすい「エネルギーが豊富な血液」が、お腹部分に集まりやすい状態となります。
これがお腹だけが太る最大の理由だといえます。
お腹だけ「太る」原因2:内臓が弱っている
お腹だけが太るという方の多くは、胃腸が弱いという自覚を持っているのではないでしょうか。
太っている人=胃腸が健康で食事を沢山とる人
というイメージもありますが、全身ではなくお腹だけが太るようなタイプの人は、胃腸をはじめとした内臓が弱っている可能性が高いと考えられます。
なぜなら、そもそも脂肪というのは体を外部の寒さなどから守るための役割であるため、内臓が弱っていると、その部分を外界からの刺激や寒さから守ろうとして、お腹に脂肪がつきやすくなります。
よく「太りすぎると内臓に負担がかかる」といいますが、逆に内臓に負担がかかっていると太りやすくなるので、メタボなどが体の危険な兆候をはかるための目安にもなっているのです。
また、内臓が弱ると脂肪がつきやすくなるのは「外部の寒さから守る」ためという意味もありますので、お腹が冷やされるというのも太りやすくなる大きな原因です。
お腹だけ「痩せない」を解消するために
それでは、以上の原因を踏まえてお腹だけが痩せない状況を改善するための方法をご紹介します。
お腹痩せの方法1:食後に軽く動く事を意識する
まず一つ目は、食後になるべく動くという事。
お腹だけが太る原因が食後に「太りやすいエネルギー豊富な血液」がお腹周囲に滞る事なのであれば、その血液を全身にいきわたりやすくして、エネルギーを消費してしまえばいいのです。
昔から食べてすぐ寝ると牛になるといいますが、寝なくても食べた直後にずっと座りっぱなしであったり、血流が促されない状態でいれば同じことです。
食後に少し散歩をするなど、食事直後こそ動いて血流を促せば、余分なエネルギーの蓄積を防いで痩せやすく、太りにくい状態を作る事ができます。
ただし、激しい運動は食事によるエネルギーの吸収を阻害する事になりますし、体調を悪化させる原因にもなりますので不要です。
軽く散歩をしてみたり、デスクワークの人であれば食後はデスク周辺の片づけをするなどのルーチンを作って、なるべく血液がお腹にとどまるのを防ぐようにしましょう。
お腹痩せの方法2:内臓に優しい食事や生活習慣を心がける
糖質制限ダイエットなど、痩せるために様々なダイエット法がありますが、中にはやや内臓へ負担をかけてしまうような方法もあります。
例えば、糖質制限ダイエットでは糖質さえ減らせば脂質はOKというような風潮がありますが、脂質を大量にとれば肝臓や腸などの負担は増大しますので、これが原因で内臓が弱り、内臓を守るためにお腹に脂肪がつきやすくなるというケースが考えられます。
そもそもダイエットというのは健康的に痩せてこそ、本当の意味での美が手に入るものでもありますので、極端な方法などで内臓への負担がかかる事は避けた方が良いでしょう。
もしすでに内臓が弱っている事を自覚している状態でしたら、一度医療機関で検査を受けて適切なケアを知る事がおすすめですが、まずは簡単にでもできる事から始めるのも良いでしょう。
例えば、食事はよく噛んで胃腸への負担を減らす。
極端な食べ方を避けて、栄養素をバランスよく摂取する。
冷たい飲み物などをとりすぎない。
充分な睡眠時間をとるようにする。
お腹が冷えるようなファッションを避け、温めるようにする。
などです。
お腹痩せの方法3:深い腹式呼吸を意識して取り入れる
お腹をへこませながら呼吸する、腹式呼吸。
これを深い呼吸で行う事を、ドローイングなどとも呼ばれます。
腹式呼吸は、一般的にはお腹を動かす呼吸法という認識かと思いますが、原理としては横隔膜を大きく動かして呼吸をする方法です。
呼吸というのは基本的に肺の下側にある横隔膜という筋肉が動く事で行われていますが、腹式呼吸はこの横隔膜を意識的に動かく事で、呼吸を深く行う方法です。
腹式呼吸を行うと何が良いかというと、横隔膜というのは体の中でも大きい筋肉ですので、これが動く事で血流が促進されやすくなり、温まりやすくなります。
つまり、お腹に血液が滞りにくくなり、かつお腹が温まりやすくなりますので、お腹に脂肪がつきにくくなります。
そのため、もし食後に軽い運動をする事ができないという方でしたら、食後しばらくは腹式呼吸を意識して、深い呼吸(ドローイング)をするだけでも、お腹が痩せやすい状態にしていく事ができると言えます。
ちょっとの違いでダイエット効果は変わる!
ダイエットを頑張っているのに、中々お腹だけが痩せないという方は、ちょっとその頑張りを変えてみるだけで、いっきにお腹を痩せさせる事ができるかもしれません。
努力が最大限効果に結び付くように、原因を見極めて解消していきましょう!
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