2000年に15歳でモーニング娘。に加入した石川梨華さんも31歳。
大人の女性として輝きを放っています。
自立した女性らしく自分だけの時間を持ち、趣味に没頭する時間を設けているのだとか。その中の１つが映画鑑賞。大好きな映画を観て、感情の赴くまま涙を流しています。
実は涙を流すことって身体をデトックスし、ストレス解消にも効果的だったんです！

「泣きたい……」と思ったら映画を観る！

ストレスを意識してしまうと余計、マイナス方面に気持ちを持っていかれてしまうことがありますよね。石川さんも「あまり（ストレスだと感じる原因を）思わないようにしてるけど……。すごく泣きたいと思う時がある」そう。
そんな時は、一人で大好きな戦争映画を観ながらお酒を飲んでいると不思議とスッキリするんだとか。これにはスタジオのメンバー全員が共感していました。

「映画の内容を見て泣くじゃない。ついでに“あの男がぁー！”と思い出して、ついでに（感情を）全部出しちゃうっていう“ついで泣き”便利よ」（LiLiCoさん）

石川さんだけではなく、LiLiCoさんも“ついで泣き”をして、感情を出しきっていたんですね！
実は涙を流すということは、心身のバランスを取るためにもとても有効な手段でした。

自律神経のスイッチを切り替えよう

人はストレスを感じると交感神経が活発になります。この交感神経は体を“臨戦態勢”にするため、極度の緊張状態に陥ってしまうんです。活動している時は有効ですが、常にこの状態にさらされていると心身は疲弊してしまいます。

これをリセットするのが、副交感神経。副交感神経は体をリラックスさせるという、体を修復するために必要な役割を担っています。
交感神経と副交感神経の切り替えがうまく働かなくなると、自律神経の働きは乱れがちに。自律神経が乱れてしまうとストレスにさらされるばかりか、疲労や不調が重なっていきます。

涙を流すと副交感神経にスイッチ！

感情が高ぶって涙を流すと不思議なことが起こります。交感神経から副交感神経にスイッチが切り替わり、脳から分泌されるホルモンである「プロラクチン」や「ACTH」「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に排出。
つまり涙には、リラックス効果とストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。泣くとスッキリするというのは、気分の問題だけではなかったのですね！

泣くと浮腫みが取れる!?

泣くと目が腫れ、顔が浮腫むというイメージが強いですが、そうではないんです。
涙を流さないと涙腺が詰まってしまいますが、泣くことによって涙腺が清掃され、循環がよくなるんだとか！
余分な水分が排出され、顔の浮腫みが取れる効果があるのです。
ただし、涙を拭こうとして強くこすると刺激を受けて目が腫れてしまいます。柔らかいタオルやハンカチでそっと吸い取るように涙をぬぐいましょう。もし腫れてしまったら瞼を軽く冷やすと軽減しますよ。

思いっきり泣いた後はぐっすり……

映画を観て感情と涙をとことん流して、ぐっすり寝た翌日は、心身ともにとてもスッキリしているのだとか。

「泣いて、寝て、次の日の朝とか……」（LiLiCoさん）
「もう（嫌なことは）忘れてますよね」（石川さん）

それもそのはず。涙を流すことでストレス物質でが排出される上に副交感神経が働き、身体がリラックス状態になっているからです。
さらに睡眠時に分泌される成長ホルモンが細胞の新陳代謝を促し、日中に傷ついた皮膚や筋肉の機能を回復してくれます。
自律神経の働きを整え、良質な睡眠をとることは、毎日を笑顔で過ごすために必要なことなんです。質の高い眠りはいいことだらけ！

眠る時には枕が大事！

石川さんは睡眠の質を高めるために、枕にもこだわっています。好みやフィットする形は人それぞれですが、石川さんは高枕があまり好きではないそうです。普段は温度をほぼ一定に保つ「テルモクラウン2」という枕を使用しているんだとか。

旅行や出張の際にはまず「枕チェックをする」くらい、石川さんにとって良質な睡眠をとるために枕は重要なポイント。枕が合わないと感じた時にはバスタオルを枕代わりにしていると話していました。

石川さんにとっての美活は「自分と向き合うこと」だそうです。
30歳になったばかりの頃は、今までなかったシミを見つけ「鏡見たくない！」と思ったこともありましたが、自分と向き合ったら「いかにここから心も外見もキレイにいられるか」と考えるようになったとか。
自分と向き合うことを楽しんでいきたいですね！