二重テープや塗るタイプのものなど、二重まぶたを作るアイテムの選び方
公開
シンフォニー (38歳)
調査によると、生まれつき二重まぶたの日本人は約3割。街中を見渡すと二重まぶたの人が多いように感じますが、メイクや整形などで後天的に二重まぶたにしている人が実は沢山いる事が分かります。
メイクで二重まぶたにするためには「アイプチ」が有名ですが、二重を作るアイテムにもテープ状のものと塗るタイプのもの。更に言えばまぶたをくっつけるタイプとくっつけないタイプなどがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
今回はそれぞれの二重メイク道具を、どんな人にオススメかという点を合わせてご紹介します。
糊(のり)でまぶたをくっつけるオーソドックスなタイプ
二重まぶたを作るアイテムとして、一番オーソドックスなものは「糊」でまぶたをくっつけるタイプ。
二重を作りたいラインにそって糊をつけて、ある程度乾いたらプッシャーでまぶたを押し込む事で二重のラインを固定させる方法です。
糊タイプの二重アイテムのメリット
糊を使ったタイプは糊を付ける分量で二重の長さなどが調整しやすく、自分の目に合った二重ラインを作りやすいという点が大きなメリット。
自分に合った二重のラインを色々と試してみたいという時や、日によってラインを変えてメイクを楽しみたいという場合に最適です。
デメリットは肌への負担と取り扱いの難しさ
一方、糊タイプのデメリットはまず肌への負担が強い事。
保湿成分などが多く配合されたものもありますが、まぶたをくっつけ続けるだけの粘着力を持っているため、肌への負担も強くなりがち。
また、塗る分量や形など、ある程度メイクの慣れが必要になるため、特に使い始めは試行錯誤が必要になります。
夜間に塗って癖をつけるタイプも
二重まぶたを直接作るのではなく、夜寝ている間に二重の癖をつけるためのアイテムも販売されています。
寝ている間、弱めの粘着力でまぶたに二重のラインを作る事で、二重メイクの癖がつきやすくなる他、まぶたの厚さなどによってはこれだけで二重になれる場合もあります。
保湿成分などが多く配合されているものも多いですが、粘着力がある分どうしても肌への負担にはなりますので、朝のケアは十分に行うようにしましょう。
テープでまぶたをくっつけるタイプの二重メイク
糊ではなく、両面テープでまぶたをくっつけるタイプの二重が、現在の主流とも言えます。
糊のタイプと同じように、二重のラインを作りたい場所にテープを置いて、後はテープを押し込むだけ。
乾かす時間なども不要なので、より手軽に行える事も特徴の一つです。
まぶたの形によって最適なテープの形状が異なり、目の幅が広い場合は広めのテープ。横幅が狭かったり、まぶたのラインが付きやすかったりという場合には短めのテープを選ぶと、よりテープが目立ちにくい自然な二重まぶたを作りやすくなります。
二重テープのメリット
糊と違い最初から張り付ける形が決まっているので、扱いが比較的簡単。二重のラインさえ決めてしまえば、いつでも同じように二重のラインを作りやすいアイテムです。
また、糊だと一度乾かす時間が必要になりますが、テープの場合は貼ったらすぐにラインを作れるので、時間短縮になるのもメリットの一つ。
とにかく手軽に使いやすいので、初心者向けのアイテムだとも言えます。
二重テープのデメリット
テープを張り付けるため、乾いたら透明になる糊と比べて目立ちやすいという点はデメリット。目立ちにくいタイプのものも多く販売されていますが、他の方法と比べるとテープが見えてしまう可能性は高いので、アイラインなどで隠すテクニックが必要となります。
また、テープの大きさなどが商品によって異なるため、サイズが合わないものを買ってしまった場合は全てがムダになってしまう事もリスクの一つ。
使いやすい商品をみつけたらそれを多めに買っておくようにしましょう。
絆創膏で代用も可能?
二重メイク用のテープは、絆創膏の粘着部分を細く切る事でも代用が可能。
絆創膏は元々肌に貼る前提の商品ですので、肌への負担も軽減しつつ、低コストで利用できるという点から人気が高い方法の一つ。
ただし、扱いにはやや慣れが必要な点や、色付きのため目立ちやすいというデメリットもありますので、普段利用しているアイテムが無くなった場合の代用品という形が良いといえます。
まぶたを固めてしまう非粘着二重メイク
最近出てきているアイテムとしては、まぶたを粘着させるのではなく、固める事で二重を作るというものがあります。
そもそも二重まぶたと一重まぶたの違いは、まぶたを持ち上げる時に折れ曲がる場所が上の方にあるかまつげ付近にあるかというもので、まぶたを持ち上げる筋肉の付き方によってこれが別れます。
一重まぶたの場合でも、目を閉じたり開いたりするときの状態を良くみれば、まぶたが折れ曲がっているポイントがある事が分かると思いますが、この折れ曲がる部分を二重のラインが欲しい所に持ってくる方法が、非粘着式の二重メイクアイテムです。
具体的には、まぶたを薄いゴムなどでコーティングする事で折れ曲がりにくくして、まぶたが折れ曲がる場所をコントロールします。
従来の糊によるアイテムが二重を作りたいラインの周辺に塗っていたのに対し、まつげ付近から二重のラインが欲しい所全体を塗るという使い方が特徴です。
メリットは一番自然な二重になること
非粘着式の二重メイクは、そもそもまぶたの構造を元々二重の人と同じにする事なので、一番自然な二重が作れます。
まぶたがくっつく部分もないので目を閉じてもおかしくなる事はありませんし、まぶたが引っ張られないので皮膚が伸びるという心配もありません。
また、塗って乾燥させるだけなので時間も短めで済む点や、上からメイクをやりやすいという点も大きなメリットです。
まぶたの形状によって使いにくい&アレルギーなどのリスク
そんな利点の多い非粘着式のアイテムですが、難点としてはまず、まぶたの形状によっては使いにくいという点があります。
他の方法であればある程度まぶたが厚めであったり、色々な形状のまぶたに対応しやすいのに対し、非粘着式の場合はそもそものまぶたの折れ目がまつ毛に近すぎたり、まぶたが厚くて皮膚が余りやすいようなタイプの場合では利用が難しくなります。
また、まぶたを固めるためにゴムなどが利用されているため、人によってはアレルギーの可能性も。ゴムラテックスアレルギーの場合は利用が出来ないため、これも一つのデメリットと言えます。
おすすめは非粘着式か二重テープ
どのアイテムを選ぶべきかは目指す二重の形や自然さにもよりますが、メイクを楽しめる&自然という点でいえば、非粘着式のものがベスト。
ただし、まぶたの折り目がまつ毛ギリギリというような、非粘着式のアイテムで二重を作りにくいタイプの場合には、まずは二重テープを使ってある程度二重の癖をつけておくなどの工夫が必要です。
二重テープは自分のまぶたにあった商品が見つかれば取り扱いはとても簡単で、負担も少なめなので、非粘着式のものが合わなかった場合にはひとまず二重テープを使ってみると良いでしょう。
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