美容に関連した検定はいくつかありますが、最も有名なものの一つが、一般社団法人　日本化粧品検定協会が実施する「日本化粧品検定」。化粧品や皮膚科学、スキンケアについての基礎知識から、化粧品の成分や構造、法律まで幅広く学ぶことができ、日々の美容はもちろん、美容業界で働く上で知識向上のために受験する人が多くいます。

一般的に多くみられる美容本や美容テキストでは、監修者の持論などの偏った情報になることもあります。日本化粧品検定公式テキストの場合、各ジャンルの専門家39名による監修に基づいた美容知識がテキストで学べるため、大きな偏りのない正しい情報を学べるといった特徴があります。

日本化粧品検定は、美容知識を学ぶ目的に合わせた検定の段階設定があります。

初めて挑戦する方におすすめの3級は、Web上にて無料で受けることができます。３級ではわかっているようで間違いがちな知識が身につきます。

2級では自分の日々の美容に役立てられる知識が問われます。スキンケアやメイク法、生活習慣などについて、美肌のための基礎知識などが主な範囲となります。

1級はより専門的な知識を問います。化粧品の成分や関連する法律、化粧品に関連のある香りや髪など、より幅広く深い内容を学べます。

1級合格後は「コスメコンシェルジュ」という、化粧品選びのプロフェッショナルを認定する資格を取得できます。資格取得には日本化粧品検定への入会と、コスメコンシェルジュ資格認定プログラムの受講が必要です。

さらにコスメや美容の正しい知識を普及する指導者の立場を目指したいという人のために、「コスメコンシェルジュインストラクター」という資格もあります。

このように、自分自身のキレイのための身近な範囲から、美容のプロを育てるといった高いレベルの専門分野まで、幅広く学べ、活かせる検定となっています。

2017年時点で受験者数はのべ20万人を超えるほどの人気資格である日本化粧品検定。実際に受験を経験した私なりに、その魅力を端的にあげるとすれば、
・美容に対する正しい知識が身につき、情報や商品の取捨選択ができるようになる
・美容知識に対して何となく知っていたということが、資格取得により自信になる
・コスメや美容に関連する仕事で役立つ
などでしょうか。

実はjobikai編集部でも受験者がおり、また私が仕事で出会った方の中にも多くの「コスメコンシェルジュ」がいますので、その方達に日本化粧品検定を受けての率直な感想を聞いてみました。

・「検定をきっかけにコスメやスキンケアの正しい知識が身につき、実生活でも成分など気にするなど、日々の美容に役立った」（40代　美容家・タレント）

・「美容に関する仕事をしていると、コスメコンシェルジュなどが名刺に書かれている人もたまにいて、それをきっかけに共通の話題ができた」（40代　化粧品企画）

・「それまで独学の知識はあったが、資格を取ることで正しい知識が身につき自信になった」（20代　ライター）

・「美容本をただ読んでいるだけの状態と違って、検定があるので集中して一気に学べた」（30代　ライター）

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・正しいスキンケアで美肌を目指したい
・化粧品の成分や情報を見分け、良いものをえらびぬく審美眼を持ちたい

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・美容を扱う仕事柄、正しい知識と自信を身につけ業務に取り組みたい
・資格を取ることで美容に対する知識レベルをアピールしたい

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・憧れの美容業界に就職するために、PRポイントとして活かしたい
・美容業界に転職する前に、転職先で引けを取らないよう十分な知識を持っておきたい

私も美容情報サイトに携わりながら、いろんな情報を見聞きしてきて、自然と自分の日々の生活にも役に立っていると感じます。
仕事で美容知識を活かせるだけでなく、自分の美容に対する意識が変わり、より無駄なく美容を自分で取捨選択できるというのはとても大きなメリットだと思います。
検定を受けるとますます美容が好きになること間違いなし！気になる方はぜひ受けてみてはいかがでしょう。

次回の日本化粧品検定の試験日は2018年5月27日。申し込み期間は2018年2月1日から4月5日となっています。
次回の5月まで十分に勉強する期間があるので、気になっている方はまずは日本化粧品検定公式対策テキストから読んでみてくださいね！