夜の間につけるアイプチで二重まぶたは作れる(矯正できる)のか
YATA
二重に憧れる女性にとって欠かせないアイプチですが、皆さんは、アイプチにも夜用があるということをご存知ですか?
今回は、夜の間につけるアイプチで、本当に二重まぶたは作れるのかを検証するとともに、夜用アイプチの使い方から、人気の夜用アイプチまで、まとめて紹介したいと思います。
夜の間につけるアイプチで二重まぶたは作れる?
夜寝ている間にアイプチをつけておくだけで、本当に二重を作ることが出来るのでしょうか?
そもそも、夜用のアイプチとは、寝ている間に二重の癖をつけて、朝起きた時に洗顔で落とすものです。これを繰り返して、自然な二重まぶたを作ります。
睡眠中は日中よりも長時間癖付けできるので、濃い癖がついて、自然な二重を作ることができるのです。
ただし、1日や2日ですぐに二重になるわけではありません。1日塗っても間を空けてしまうと、まぶたが元に戻ってしまうので、二重の癖をつけることが難しくなってしまいます。
3〜4週間ほど使って自然な二重になったという人もいますし、二重を作るのに3年ほどの期間を費やしたという人もいます。少しでも早く二重を作りたいのであれば、昼もアイプチを使うことで、癖が定着しやすくなります。
夜用アイプチで二重を作ること自体は可能ですが、根気良く続けることが大切です。
夜用と昼用のアイプチの違い
そもそも、昼用のアイプチと夜用のアイプチの最大の違いは、一体どこにあるのでしょうか。昼用のアイプチを寝ている間に使う人もいるかもしれませんが、実は肌に大きな負担をかけているかもしれないのです。昼用のアイプチを夜使っている皆さんは、以下のような悩みをお持ちではありませんか?
・まぶたが腫れた
・ヒリヒリしたり、赤くなる
・まぶたの皮膚がたるんでしまった
・つっぱりが気になる
・目が乾燥する
・アイプチを落としにくい
夜用のアイプチは、これらの悩みを解消した商品と言えるでしょう。
そこで、夜用のアイプチの特徴をまとめてみました。
①美容成分配合で肌に優しい
まぶたの皮膚は薄くデリケートなので、ダメージを受けやすい場所です。敏感肌の人は、肌荒れを起こすこともあるので、アイプチを選ぶ際は、肌に負担の少ないアイプチを選ばなければなりません。
夜用のアイプチは、つけたまま寝るものですから、成分に拘っています。リキッドタイプのアイプチの中には、美容成分の含まれているアイプチがあります。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分を含んでいるアイプチもあるので、まぶたをいたわりながら二重を作れます。消炎、鎮静作用など肌トラブルを防ぐ成分や、むくみを解消してくれる収れん作用のある成分が配合されたアイプチもあります。
また、自然由来成分配合のアイプチは、刺激成分が少なく肌に優しいので、まぶたの皮膚が荒れにくく、敏感肌の人でも使えます。香料や合成着色料などの添加物が使われていないアイプチもあり、極力肌にかかる負担を抑えた配合になっています。
②接着力が強過ぎない
昼用のアイプチは、接着を一番の目的としているため、まぶたに負担がかかります。あまりにも粘着力の強いアイプチは、目を閉じるのが大変なので、睡眠の妨げになります。まばたきがしづらいと目が乾燥してしまい、ドライアイを引き起こすこともあります。
接着力が強いアイプチを使い過ぎると、まぶたの皮膚がたるんで、まぶたが上がりにくくなったりします。まぶたを強くこすり続けることでも、眼瞼下垂(がんけんかすい)という上まぶたが垂れ下がる病気になるリスクがあります。まぶたが開かなくなると、視野が狭くなるだけではなく、視力が下がることもあるのです。
昼用のアイプチを夜に使うのはおすすめ出来ませんが、夜用のアイプチは肌に優しいので、夜用を昼に使うことは問題ありません。
アイプチを夜間に使うメリット
①二重の癖がつきやすい
夜寝ている間につけるアイプチは、睡眠中に二重を作るので、日中よりも二重の癖をつける時間が長く、癖がつきやすいといったメリットがあります。
②人目を気にせずに済む
昼間にアイプチを使うと、接着部分が気になることがあります。まぶたが不自然だったり、引きつれていたり、二重が取れかけて一重になっていたり。「アイプチを使っていることがバレているのでは?」と不安になることもあるのではないでしょうか。
しかし、夜用のアイプチは寝ている間に使うものなので、人目を気にする必要がありません。
③夜はまぶたのむくみが少ない
朝起きると、目が腫れぼったいと感じることはありませんか?朝は、血液の循環が悪かったり、リンパの流れが滞ることで、余分な水分が肌の中に溜まって、まぶたのむくみを引き起こします。
まぶたがむくんでいると、二重も作りにくいのですが、夜は入浴後などにアイプチを使うことが多く、まぶたのむくみも少ないので、比較的二重が作りやすいのです。
まぶたが腫れぼったい時は、蒸しタオルで温めたり、マッサージを行って、血行を良くしてください。血行が良くなると、血液やリンパの流れも改善し、まぶたのむくみがなくなります。
④整形をせずに、自然な二重にすることが出来る
昼用のアイプチは接着して二重を作るものなので、どうしても不自然になることがあります。夜用のアイプチは整形をせずに、自然な二重を作れます。
自然な二重にしたい人の中には、奥二重だったり、たまに片方だけ一重になる程度の人もいるでしょう。このような人たちは、整形までする必要がありません。
ちなみに、整形をするということは、手術をするということです。二重手術には、まぶたを糸に埋め込むプチ整形の埋没法と、メスを入れる切開法があります。埋没法の相場は5〜10万円程度、切開法は20〜30万円程度になります。
夜用アイプチは、手術が失敗するリスクもありませんし、痛みも伴いません。夜用のアイプチを使えば、費用も抑えて、自然な二重を手に入れることができます。
夜の間につけるアイプチの使い方
夜用アイプチの使い方を説明します。
①肌を清潔にする
夜用アイプチは寝ている間に使うので、メイクを落とした後に使います。油分が多いと接着しにくくなるだけではなく、不衛生です。余分な皮脂はコットンやティッシュで拭き取り、清潔にしてからアイプチを塗りましょう。また、化粧水や乳液を使って、保湿しておきましょう。
2、二重の場所を決める
接着剤をつけて、二重のラインを決めます。
3、二重を作る
付属のプッシャーを使い、接着部分を奥に押し込みます。
4、固める
10〜20秒キープしたまま、固めます。
5、二重の形を整える
上目遣いにしたり、目を動かして、二重を確認します。ラインが不自然な時は、プッシャーを使って整えます。
朝起きたら、ぬるま湯で洗って、夜用アイプチを落とします。ただし、強く擦るのはNGです。まぶたに強い刺激を与えてしまうので、落とす時は優しく丁寧に落としましょう。アイプチが落ちない時は、クレンジングをコットンに含ませて拭き取ります。
アイプチを取った後は、アイクリームを使ったり、保湿ケアも怠らないでください。
夜用アイプチを使う時の注意点
夜用アイプチを使う時には、注意しなければならない点もあります。
まず、二重の癖をつける場所は、毎日同じ場所にしましょう。二重のラインが毎日変わるようでは、癖付けになりません。
また、アイプチが乾く前に寝てしまわないでください。乾く前に寝てしまうと、二重の癖が綺麗に定着しません。アイプチを塗り過ぎても乾きにくくなって、綺麗なラインが作れなくなるので、たくさん塗り過ぎないように注意してください。
まぶたは皮膚が薄く、非常にデリケートな部分です。夜用アイプチを使っていて、トラブルが起きた時は、すぐに使用を中止してください。
夜の間につけるおすすめのアイプチ5選
昼用のアイプチに比べて、肌のことを考えているのが夜用のアイプチです。そこで、特に口コミ人気の高い夜用のアイプチを5つ、ランキングで紹介いたします。ドラッグストアで購入できるものから、ネットでしか購入できないものまで、今話題の夜用アイプチを集めました。
夜用のアイプチを使ってみたい方は、参考にしてください。
①ナイトアイボーテ
キープ力が高いのに、肌に負担がかかる成分を最大限取り除いたアイプチが、「ナイトアイボーテ」です。接着力が高い昼用のアイプチには、エタノールなどの刺激成分が含まれていますが、ナイトアイボーテは高い接着力をキープしつつも、刺激成分を最大限抑えています。
肌に良い成分もたっぷり使われています。たとえば、ナイトアイボーテに含まれているボタンエキスやアルニカ葉エキスには、保湿をはじめ、鎮静、消炎作用や血行促進作用があります。フユボダイジュには、消炎、鎮静のほか、収れん作用もあり、ハリのある肌を維持します。
また、まぶたがかぶれにくい成分配合で、肌にかかる負担を減らします。アルテア根エキスは優れた保湿作用を持ち、刺激を緩和します。サクラ葉エキスには、かゆみや炎症を抑える作用があります。
初回限定価格2,980円(税抜)
通常価格4,500円(税抜)
②メジカライナー ナイト&ハード
市販のアイプチの中で、圧倒的な人気を誇るのが、「メジカライナー ナイト&ハード」です。プチプラなのに、成分にも拘ったアイプチで、44種類もの植物エキスが配合された、肌に優しいアイプチです。
ダイヤルを回すと容器から液が出てくるので、初心者さんでも量を調節しながら塗れます。使いやすいだけでなく、キープ力も兼ね備えています。白くならないので、昼用としても使えます。お値段のわりにキープ力が高く、肌も荒れにくいと好評です。
本体価格1,505円(税抜)
③二重記念美
肌に優しい成分配合で高いキープ力を持つ「二重記念美」も、人気の夜用アイプチです。医療で使用している液体絆創膏と同じ成分なので、かぶれにくく、粘着力も強力です。
まぶたがむくんでいたり、厚ぼったいと、アイプチを塗っても二重が上手く作れません。二重記念美には、黄金花から採れるオウゴン根エキスという引き締め成分が入っていて、二重になりやすい肌を作ります。
また、ノーベル化学賞受賞のフラーレンも、配合されています。フラーレンは、ビタミンCの172倍もの抗酸化力を持つ美容成分で、ハリや弾力、透明感のある目元へと導いてくれます。
まぶたは皮膚が薄く乾燥しやすいので、夜用アイプチには、保湿成分も必要不可欠です。二重記念美には高い水分保持力を持つヒアルロン酸Naが含まれていますが、美容成分の浸透力も高めてくれます。
定期購入価格2,980円(税抜)
お試し価格3,120円(税抜)
④ミセルDラインジェル
「ミセルDラインジェル」は、@コスメクチコミランキングの二重まぶた用アイテム部門1位、楽天ランキングのアイメイク部門1位を獲得した人気のアイプチです。
ミセルDラインジェルはまぶた専用美容液なので、夜に塗って寝るだけです。キハダ樹エキス、クズ根エキスといった天然由来の潤い成分や、カンゾウエキス、アロエベラエキス、高麗人参など、肌をいたわる成分も配合されています。
引き締め用ジェルから生まれたアイプチで、二重形成しやすい引き締め成分も配合されています。まぶたを引き締めて二重にしやすい肌に整え、自然な二重の癖を付けます。まぶたを接着して二重を作るアイプチのように「のり」で二重を作らないので、かぶれることもありません。
初回限定価格1,480円(税抜)
通常価格4,980円(税抜)
⑤アイエッポ・ナイト
美容通の間でお馴染みの「アイエッポ・ナイト」は、美容大国・韓国で生まれた二重まぶた液です。整形が盛んな韓国で、埋没法に習って考案されたアイプチで、寝ている間にくっきり二重のラインを癖付けします。
香料、合成着色料、鉱物油などの添加物も不使用なので、肌にかかる負担が少ないアイプチです。水溶性コラーゲンやローズマリーエキスも配合されているので、優しく二重を作ります。
本体価格3,800円(税抜)
まとめ
夜用のアイプチは昼用と違って、肌に優しい成分でできています。ですので、夜用のアイプチを昼用として使っても問題ありませんが、昼用のアイプチを寝ている間に使ってしまうと、まぶたや目に良い影響を与えません。
また、夜用のアイプチを使う時も、まぶたの皮膚は薄くデリケートなので、正しい使い方を守ってください。
夜用のアイプチは、癖を付けて二重を作るので、ある程度使い続ける必要がありますが、手術をせずに、自然な二重を手に入れたいという方は、是非試してみてください。
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