実は乾燥しやすい?口の周りはしっかりと保湿ケア!

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りなっしー

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日頃からスキンケアをしているのにもかかわらず、なぜかどうしても口の周りが乾燥して赤みを帯びていたり、粉を吹いてカサカサな状態になっていたり、かゆみを感じたりすることに心当たりがある、という人は多いのではないでしょうか。

実は、口の周りは目元と同じように顔のパーツのなかでも特に乾燥しがちな部位。しかも刺激に弱いため、軽度の炎症など肌トラブルを起こしやすい場所でもあるのです。
そこで今回は、口の周りが乾燥してしまう原因や対策について、深く掘り下げてみたいと思います。

口の周りが乾燥する原因

口の周りの乾燥は、外部からの刺激、ストレスやホルモンバランスなど、外的要因と内的要因のふたつに分かれており、それぞれで複数の要因があります。

そもそも理解しておくべきこととして、口の周りの皮膚は目のまわりと同じくらいに薄いという特徴があります。さらに、皮脂膜と呼ばれる肌バリア機能を作り出す皮脂を分泌する皮脂腺が少ないこともあり、保湿成分が少ないため乾燥しやすく非常に敏感で悩みがでやすい部位なのです。

乾燥の外的要因

外的要因として考えられることとして、普段のメイク、クレンジング、洗顔を始め、口の周辺を舐める癖、食事の際に口元をナプキンで拭うことなど、口の周りに何かしらの刺激や摩擦が加わり、肌がダメージをうけることが挙げられます。

メイクやクレンジングでは、保湿成分が含まれていない物や、洗浄力が強いオイルを使うことや、熱いお湯での洗顔でも乾燥が進行します。
落としやすいファンデーションや口紅を利用し、洗浄力がマイルドなクレンジング剤を選ぶようにする事と、洗顔の際はぬるま湯で洗顔する事を徹底するだけでも、乾燥しにくい口元の肌質を作り美肌にしていく事ができます。

また、無意識に口の周辺を舐めることや、口元を拭うといった癖も貴重な水分・油分を奪う行為となり乾燥に繋がります。
特に舐めとる行為は唾液によって一時的に潤ったように見えますが、油分が減ってよけい水分が蒸発しやすくなるため唇がガサガサになり、気になってまた舐めてしまうという悪循環の習慣になりやすいNG行為。
自分がこういった行動を毎日何度も行っていないかセルフチェックして、意識的に生活習慣を改善する事が大切です。

口を拭うという行為を行わなくても、刺激の強い食べ物は、食べる時に口の周りに付着して汚れとなるだけでも乾燥を引き起こす「外的要因」になり、また刺激物として胃腸の状態を悪化させ、肌の乾燥や肌荒れを引き起こす内的要因にもなります。
辛いものだけではなく脂っぽい食事や塩分が多く味の濃い食事、香料など添加物の多い食品なども、口周りを拭うような刺激のもととなったり、体内の不調を引き起こす原因となりますので、なるべく防腐剤などの原料が使われたレトルト食品は避け、無着色の安全な食べ物を選ぶようにしましょう。
食事では食べ物だけではなく飲み物にも注意が必要で、とくにアルコール飲料は水分をとばして乾燥させる影響が強いため、なるべく避けたい所です。

また、日中の紫外線による刺激の影響も乾燥が進む要因の一つ。
紫外線そのものが肌への熱刺激となって乾燥を進行させる上、紫外線が当たる事で肌表面に作られる活性酸素などが、肌のダメージとなって乾燥を悪化させてしまいます。
日焼け止めの利用や、マスクなどのアイテムで物理的にUVケアをして紫外線ダメージを避けるようにしましょう。

内的要因による乾燥

内的要因としては、日頃のストレスや生理周期によるホルモンバランスの崩れが一つ。
一時的にホルモンバランスが男性ホルモンに偏ると、皮脂が過剰に分泌されるなどの変化が発生します。これ自体は乾燥に直接繋がらないのですが、増加した皮脂を洗い落とそうといつも以上に洗顔をしたりすると、乾燥して悪化してしまうという悪循環のパターンが一つ。
他には、肝臓の働きが低下していると解毒作用がうまく機能しないまま有害な物質が血液によって全身に巡ることで肌が乾燥したり、傷ついたりしてしまうというような、内蔵に起因することもあります。

また、肌の保護機能を助けるビタミンAやビタミンCの不足によって乾燥しやすくなったり、ビタミンB群などの栄養素が不足すると粘膜が弱くなるため、食生活も大きな要因のひとつと言えます。
ビタミンの摂取としては緑黄色野菜や果物全般、肉類では豚肉を多めに摂取すると栄養バランスを取りやすくなります。そのほか、間食にアーモンドなどのナッツ類などを取り入れると、ビタミンAなど脂溶性のビタミンをはじめ、亜鉛などのミネラル、タンパク質など肌の新陳代謝による生まれ変わりに必要な栄養素を摂取しやすいのでおすすめです。
どうしても食事で栄養が取りにくい場合は、サプリメントを上手に活用して、必要な栄養素を取り入れましょう。

乾燥はニキビやできものなど肌のトラブルに繋がる高い可能性を持っているので、早めにケアを行いたいところです。

皮膚疾患を伴う口の周りの乾燥・荒れ

口の周りの乾燥や肌荒れは皮膚病の疑いがあることも。
口周りの乾燥の原因となる疾患としてはアトピー性皮膚炎、花粉症皮膚炎、デルマドロームなどです。
皮膚疾患の場合は早期に適切な対処を行う事が改善するために大事ですので、なるべく早くクリニックの診察を受診するようにしましょう。

アトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎による乾燥

アトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎は、一種のアレルギー反応で、化粧品や洗顔料などに含まれる化学物質に対するアレルギー反応によって、口の周りが赤くなったり、痒みや痛みを伴う炎症を引き起こしたりするものです。

花粉も含めてアレルギーの原因は千差万別のため特定できませんが、乾燥や肌荒れが酷い場合は医師による診察を受けて原因を特定することが必要です。

アレルギーの場合、多くは抗ヒスタミン剤やステロイド系の薬によって症状を抑えながら肌を回復させていく治療が行われますが、治療は一度処方された薬を塗ったらすぐ解決というものではなく、長期的なスパンでの計画をたてて根本から改善していく事が重要となるものなので、信頼できる皮膚科を探し、医師の指導にしっかりと従って治療を行いましょう。

デルマドロームとは

デルマドロームは、臓器疾患が原因で肌が乾燥したり、炎症を起こしたりする症状です。
この定義は広いものの一般的には、何かしらの原因で内蔵に負担がかかり、内蔵が十分に正常な機能を果たせないまま毒素が体内に回ってしまうことが原因とされています。一例として、胃がんや肺がんの際にも皮膚に異常が生じることがあります。いずれも、肌の乾燥、腫れ、痒みや痛みという症状があります。

日頃から口の周りが乾燥し、肌が荒れているという人はアトピー性皮膚炎や、デルマドロームの可能性もありますので、一度医師に診てもらうといいでしょう。

口の周りの乾燥対策

口の周りが乾燥する際には、外的要因と内的要因それぞれに対する対策が必要です。
外的要因の刺激や摩擦に対しては、スキンケア用品の見直しが必要です。とくに洗浄力が強く、刺激が強いとされる合成界面活性剤の成分には注意しましょう。

合成界面活性剤のなかでも、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na、パレス-3硫酸Naの4つは皮脂膜までも落としてしまうなど、刺激が強いためこうした成分の商品は避けたほうがいいでしょう。また、クレンジングや洗顔の際には、ゴシゴシ洗いを控えて肌との摩擦を作らないようにすることも重要です。

内的要因に対しては、ストレスを溜めないように適度な運動をすることや、ビタミンAやビタミンCを含んだ食材を摂取することなどが有効です。また、日頃から6時間以上は熟睡できるような睡眠を心がけて、肌のターンオーバーを促すことも必要です。

その他、肌が乾燥しないようにオフィス・部屋の温度や湿度を、エアコンや加湿器を上手に利用して適切な状態に保ち、冬場の時期などは特に空気が乾燥しないように気を付けるなど、生活環境を整える事などにも注意を向けましょう。

口の周りの乾燥は何か一つの原因ではなく、さまざまな種類の問題が関係しあって発生します。それぞれの原因を一つ一つ見直して、元からしっかりと対策を行うようにしましょう。

自宅でできる口の周りのスキンケア

口の周りが乾燥する際には自宅でできるスキンケアとして、保湿や口元のパックをおすすめします。

口の周りは皮膚が薄く、皮脂線がないことに加え、外部からの刺激を受けやすく季節を問わずとても乾燥しやすい箇所です。そのため、長時間持続する保湿ケアが有効です。その際のポイントは、肌の真皮層に加水をしてから蓋をするように保湿クリームをつけることです。

その際の化粧水や美容液、保湿クリームには「高保湿美容成分」が配合されて含まれているものを選ぶといいでしょう。なかでもセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸は角質層の細胞間脂質の大半を占める成分のため保湿には必要不可欠で、真皮層の水分を長く閉じ込めてうるおいをキープする効果も見込めます。

口元のパックもおすすめです。洗顔後、化粧水をコットンにたっぷり染み込ませて口の周辺に乗せて3分ほど放置するだけです。その後、浸透した水分を閉じ込めるために、低刺激で油溶性の乳液や保湿クリームを適量つけてください。

口の周りの乾燥を改善するセルフスキンケアは、保湿ケアが基本で、なおかつ最善策と言えるでしょう。

リップクリームで保湿

唇の乾燥に対しては、やはり唇の乾燥を解消する専用のアイテムであるリップクリームを有効活用しましょう。唇はついつい舐めて潤わせようとしがちですが、舐めると余計に乾燥が悪化するため、ちゃんとこまめにリップクリームを使用してケアする事が大切です。
リップクリームの使い方にはポイントがあり、横方向にぬるのではなく、唇に対して縦。唇のシワや溝と同じ方向に塗りましょう。
縦に塗ることで、唇に出来ている筋を埋めるようにリップクリームを塗る事ができるため、保湿成分の密着度が上がって潤い効果を引き上げられますし、塗りムラも軽減できます。
横に塗ってしまうと、唇の溝の部分は保湿されないため、乾燥がしっかり改善されません。

また、リップクリームは多すぎると不快感などを感じやすいものでもあるので、つけすぎには注意しましょう。

リップクリームとしてはワセリンの利用もオススメ。
ワセリンは肌の表面(表皮)部分に浸透せず、肌を覆うようにつくため刺激になりにくく、高い保湿機能も発揮します。
内部からの潤いケアには向きませんが、日中の保護としてはとてもしで価格も安価なので、リップケアにおすすめです。

ベビーオイルを使ったパックの方法

赤ちゃんにも使えるくらい刺激が少ない保湿剤の「ベビーオイル」は口周りの乾燥ケアにも最適。ベビーオイルはの主成分は鉱物油ですが、余計な色素成分や防腐剤など刺激になる成分が入っていない製品が多いため乾燥肌・敏感肌タイプの人でも特に利用しやすいオススメ基礎化粧品です。
使い方は簡単で、ベビーオイルを口の周りまで塗ったら、その上からラップをかぶせて数分放置。しっとりしてきたと感じたら、ラップを剥がしてオイルをふき取るだけです。
応用編としては、ラップの上から蒸しタオルなどを使って温めると、ベビーオイルの保湿効果を高めやすくなります。蒸しタオルを使う場合は、蒸しタオルが冷めるまでを時間の目安にすると良いでしょう。

口の周りの乾燥におすすめのクリーム

乾燥しやすい口の周りに塗るクリームは、できるだけ低刺激で高保湿効果があるものが理想です。

普段はセラミドやアミノ酸など高保湿成分が含まれているものを使うことをおすすめしますが、外出時などは手軽に使える「マルチバーム」が便利です。市販されている物のなかには、赤ちゃんにも使えることをうたった物が多く、無添加の天然成分のものは口元に塗っても安心です。少量でカバーできるため、ベタついたり、テカることもなく、メイク直しの際に使うと効果的です。

口元の美しさは保湿から

口元は顔の中でも一番と言っていい程目立つパーツであるため、血行がよく、凹凸などの荒れやシミもない健康的でキレイな口元である事は、女性を一層魅力的な印象にしてくれますよね。
口元を頑張ってメイクなどでキレイにしても、乾燥して荒れていては美しいイメージが損なわれてしまいます。
特に乾燥しやすいデリケートな部位だからこそ、しっかりと日常生活の中から乾燥の原因を解消し、保湿ケアを行って潤いを保持するようにしましょう。

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