脱毛をおこなう前に知っておきたい5つのこと
HANANO
薄着の季節になると「ムダ毛」が気になりますが、毛は必要性があって生えています。
近年、脱毛ブームで、「脱毛しなけりゃおしゃれじゃない」といった風潮ですが、中には全身脱毛をして、肌トラブルに悩まされる人もいます。
脱毛サロンやエステサロン、医療クリニックでおこなう脱毛方法はそれぞれ違うので、内容を知って自分に適したところを選びしょう。
1、美容クリニックでおこなう脱毛
美容クリニックでは、医師免許を持つ医師がレーザー脱毛をおこないます。
「永久脱毛」とは、永久に毛が生えないということではありませんが、「永久」という言葉が使えるのは、医療機関でおこなうレーザー脱毛のみです。
美容クリニックでは、出力の高い機器を用いるため、脱毛サロンやエステサロンでの施術より多少の痛みがともないます。
しかし、脱毛サロンやエステサロンよりも短い期間で、永久脱毛ができます。
2、脱毛サロンでおこなう脱毛
脱毛サロンは、脱毛を専門におこなっています。
エステサロンに比べて、脱毛のみを目的としているため、ラグジュアリー感はあまりありませんが、その分価格はおさえられており、シンプルさが人気です。
脱毛サロンでの脱毛は、光脱毛(フラッシュ脱毛)が主流です。
3、エステサロンでおこなう脱毛
エステサロンはリラクゼーションを重んじており、脱毛だけではなくフェイシャルエステやボディエステなどもおこなっています。
医師が常駐していないエステサロンでの脱毛は、脱毛サロンと同じ光脱毛(フラッシュ脱毛)で、施術されます。
4、脱毛サロンやエステサロンでおこなう光脱毛とは?
脱毛サロンやエステサロンでの脱毛は、正式には「除毛」または「減毛」、「制毛」といいます。
光脱毛は、使用するレーザーの出力が低いため、基本的にはしばらくするとまた生えてきます。
しかし、毛周期に沿って何度かくり返しているうちに、目立たなくしていく事は可能です。
光脱毛は、毛が生まれ変わる毛周期にそって施術をおこなうため、約2ヵ月に1回、目立たなくするまでには大体2年近く通う必要があります。
メリットは出力が低いため痛みが少なく、美容クリニックで受ける医療レーザーより安い費用でできます。
5、自分でおこなう脱毛方法
自分で脱毛をする前に知っておきたい毛の基礎知識
体毛は、18種類のアミノ酸が集結したケラチンタンパクからできています。
体毛の働きは、体温を保ったり、摩擦や衝撃から肌を守る働きがあり、ワキや股などの毛は必要があって生えているのですが、時代とともに「ムダ毛」と呼ばれるようになってしまいました。
美容クリニックや脱毛サロン、エステサロンに通う時間も費用もない人も、ムダ毛を伸び放題にしておくわけにもいきません。
なるべく肌に負担をかけない方法で、ムダ毛の処理をおこないましょう。
①カミソリによる剃毛
一番手っ取り早いのが、お風呂のついでにカミソリで毛を剃る方法ですが、毛を剃る場合は必ず毛の流れに沿った方向に剃るようにしましょう。
逆剃りをすると肌を傷つけてしまい、かぶれの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
②毛抜きによるもの
毛抜きを使うのはとても痛い方法ですが、毛穴に残る毛もないので、見た目としてはキレイにできる処理方法です。
しかし、皮膚に与えるダメージが大きいので、傷めた毛穴などから細菌感染しないように注意しましょう。
③脱毛ワックス
ワックスをとかして皮膚にあて、乾くと毛並みと逆方向にはがします。はがすときにはかなりの痛みと、皮膚へのダメージがともないます。
ダメージを受けた毛穴が塞がって、埋没毛などにもなりやすいので注意しましょう。
④脱毛クリーム
各商品によって使用方法は違いますが、一般的には脱毛クリームを塗って、ラップをして指定の時間(10分前後)おいてから、シャワーで洗い流します。
薬品により肌を溶かしてしまう面はありますが、保湿剤なども配合されている事が多く、ワックスなどと比べると肌への負担が比較的少ないのが魅力です。
⑤脱毛石鹸
パイナップルや豆乳などに由来する脱毛効果のある成分が入った石鹸です。
目立った副作用はありませんが、ピーリング効果があるため、洗いすぎると肌を傷つけてしまう恐れがあります。
ムダ毛が増えるのはホルモンバランスの乱れが原因?
女性は、思春期や妊娠期、更年期などの体の変わり目にホルモンバランスが乱れがちになります。
女性にも男性ホルモンが、男性にも女性ホルモンの分泌がありますが、女性はこの3つの体の変わり目に、男性ホルモンの割合が多くなる事があります。
そのため、体毛が濃くなってしまうことがあります。
ほとんどが、一過性のものなので、この時期を乗りきると、毛のトラブルは解消できます。
あたり前のことですが、十分な睡眠と適度な運動、バランスのとれた食事を心がけて、気持ちをゆったり持つようにすると、ホルモンのバランスも整ってきます。
まとめ
薄着の季節になると、ムダ毛の処理に悩みます。
肌になるべくダメージを与えない自分に合った方法を選んで、ムダ毛対策をおこないましょう。
また、ホルモンバランスの乱れが体毛を濃くする原因になることもあるため、生活習慣を見直すことも必要です。
脱毛がブームとなっていますが、医療クリニックや脱毛サロン、エステサロンに通うにはお金もかかります。
脱毛のためにローンを組む場合は、事前によく調べてから契約するようにしましょう。
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