朝の乳液洗顔で乾燥肌もぷるぷる毛穴レス肌に♡SNSで話題のやり方
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SNSで話題の“乳液洗顔”。もう試しましたか?
「乾燥肌がモチモチぷるぷるに!」「黒ずみがとれて毛穴レスに!」と、実際に試した方の中には絶大な効果を感じている方も多いようです。かくいう私も、秋冬の乾燥シーズンは乳液洗顔を頼っているひとり。するのとしないのとでは、メイクのりが全く違うんです!
そこで今回は、私おすすめの乳液洗顔のやり方や、普段使用しているプチプラ乳液をご紹介します。
乳液洗顔のメカニズムと効果
乳液洗顔とは一般的に、洗顔料の代わりに乳液で洗顔するスキンケア方法のこと。
通常、肌に付着する汚れには、汗やほこりなどの「水性の汚れ」とメイクや皮脂などの「油性の汚れ」があり「水性の汚れ」は洗顔料で、「油性の汚れ」はクレンジング料を使って落とします。
しかし、肌が乾燥しているとクレンジング料と洗顔料の2つを使用して汚れを落とすと、肌に必要なうるおいまで洗い流され、より乾燥を招く場合が。さらに、乾燥により肌表面が固くなると、毛穴の出口が塞がれ毛穴の黒ずみやニキビ・吹き出物の原因にもなりかねません。
そこで、乳液の出番! 洗顔料を乳液に置き換えるのです。乳液には水性成分と油性成分がバランス良く配合されていることで、肌に不足しがちな水分・油分を補い保つことができます。さらに、肌をやわらげなめらかにするといった効果も。そこにプラスして、乳液に含まれる油分が皮脂汚れや古い角質を溶かし落としやすくします。
これらから、乳液洗顔をすると 「①肌をやわらげ、水分・油分を補うことでなめらかなうるおい肌に導く」「 ②毛穴に詰まった皮脂汚れを落としやすくする」という2つの効果が期待できるのです。
乳液洗顔は朝?夜?ベストなタイミングとは
ではこの乳液洗顔、どのタイミングで行うのがベストなのでしょうか? 肌質や肌悩みによって異なりますが、基本的には“乾燥が気になる日の朝”がおすすめです。
朝起きたときに付着している汚れというのは、主にほこりや寝ている間に分泌された汗や皮脂などの比較的軽めのもの。そのため、皮脂分泌が過剰な場合を除けば、洗顔料を使用しなくても乳液洗顔で落とすことができます。
一方で、夜の洗顔で落とす汚れというのは、クレンジング後のメイク残りや日中にでた汗や皮脂、大気中の汚れがメイクと混じったもの。朝の肌に付着している汚れよりも頑固なので、乳液洗顔だけではやや力不足。肌に汚れが蓄積されると、肌トラブルや毛穴詰まりの原因にもなりかねないため、きちんと洗顔料を使うことをおすすめします。もちろん「日中も外出せず、ノーメイク」という場合は、乳液洗顔でもOK。
ただし、朝の乳液洗顔は肌の乾燥やカサつき・ゴワつきなどが気になるときのみにとどめましょう。肌の油分が足りている場合に乳液洗顔をすると、栄養過多で吹き出物などの肌トラブルが起こる可能性があります。あくまで乳液洗顔は「肌に不足したうるおいを補い、やわらげるためのもの」として取り入れましょう。
ぷるぷるうるおい肌を育む乳液洗顔のやり方
乳液洗顔のやり方はとても簡単! 私の場合、平日は1分コース、休日は5分コースで行うことが多いです。(…といったものの、面倒くさがり屋なので1分コースがほとんどです)
時間の余裕に合わせた乳液洗顔のやり方を実践してみましょう!
【乳液洗顔 1分コース】乾いた顔に乳液をなじませてマッサージするだけ!
朝、時間がないときや朝風呂派の方は、乳液をマッサージするようになじませるだけでOK!
①ぬるま湯で顔をすすぎタオルでおさえる
まずは32℃程度のぬるま湯で顔を数回すすぎます。その後、清潔なタオルで顔をおさえ水分を吸わせましょう。
②500円玉大の乳液をだし顔全体になじませる
手のひらに乳液を500円玉大とり、両手のひらで温めます。
乾燥しやすい秋冬は、乳液も冷たくなりがち。顔になじませる前に両手のひらでよく温めましょう。ほどよく温まったら、顔の下から上に向かって全体になじませます。このとき、絶対にゴシゴシとこすらないように気をつけて! 摩擦は肌のキメを乱し、乾燥肌や敏感肌の原因にもなりかねません。赤ちゃんの肌をなでるイメージで乳液をのばしましょう。
③クルクルとらせんを描くようにマッサージする
口の周りやTゾーンなどの中央部分、額の中心からこめかみ、あご先から耳の下、小鼻の横から耳の横、目の下からこめかみというように、肌の上でクルクルとらせんを描くように洗顔します。
このときも肩の力を抜いて、軽く触れる程度のやさしい力で行いましょう。
④顔全体の乳液洗顔が終わったらぬるま湯で洗い流す
まんべんなく乳液洗顔できたら、ぬるま湯を乳液と混ぜ合わせながら洗い流します。乳液が肌に多少残っていても気にしなくて大丈夫です。神経質にならなくて良いのも乳液洗顔の手軽ポイント。ズボラな私でも苦なく行えます。
【乳液洗顔 5分コース】 ホットタオルで顔を蒸した後、乳液でマッサージ
朝、時間があるときや、化粧水が角質層に浸透しないほど肌にごわつきがあるときには、蒸しタオルを使って肌をやわらげてから乳液洗顔を。
①ぬるま湯で顔をすすぎタオルでおさえる
【乳液洗顔 1分コース】と同じように、ぬるま湯ですすぎます。
②蒸しタオルを顔にのせる
適温の蒸しタオルを顔にのせ、肌をやわらげます。
タオルの表面が冷め始めたらタオルを外します。1度では物足りない場合は、再度蒸しタオルを温めて繰り返しのせましょう。ただし、敏感肌の方は注意が必要。蒸しタオルは、肌をやわらげると同時に温熱で一時的に肌のバリア機能を弱めるため、乳液洗顔さえも刺激になる場合があります。肌状態を見ながら、やり過ぎないよう気をつけてください。
★蒸しタオルの作り方★
濡らしたタオルを軽くしぼり、ポリ袋に入れ電子レンジで1分ほど加熱するだけ。
できたての蒸しタオルはアツアツなので、1度ひらいてパタパタと空気に触れさせ、温度を下げます。目安は人肌よりもやや温かい程度。やけどに注意してください。
フェイシャルスチーマーをお持ちの場合は、蒸しタオルの代わりに使用しても良いですね。手軽に同様の効果が得られます。
③【乳液洗顔 1分コース】の②~④を行う
この後は【乳液洗顔 1分コース】のやり方と同じ! 要は蒸しタオルで肌をやわらげておくと、より毛穴汚れが溶け出しやすくなったり、角質層に乳液の水分や油分が浸透しやすくなるということ。
時間があるときはぜひ蒸しタオルをプラスしてみてください。
乳液洗顔後は普段どおりのスキンケアを
「乳液で洗顔したし、この後のスキンケアはしなくても大丈夫?」と思われがちですが、乳液洗顔後は普段どおりのスキンケアをしっかり行ってくださいね。
乳液洗顔後の肌はとてもやわらかくて、化粧水のなじみも抜群。肌変化を手のひらで感じて、楽しみながらスキンケアしてみてください。いつものスキンケアがちょっとだけ楽しくなるはずです。
乳液洗顔には先行乳液がおすすめ
乳液洗顔に使用する乳液は、肌に合っていればどんなものでもOKですが、個人的には「先行乳液」を推奨しているメーカーのものがおすすめ。
先行乳液とは、スキンケアのはじめに乳液を使う美容法のこと。大手メーカーだと「アルビオン」「コスメデコルテ」「イグニス」などが先行乳液を推奨しているメーカーです。
なぜかというと、先行乳液は化粧水の後に使用する乳液と異なり、角質層のうるおいに近い処方を組むことで「肌のキメを整えやわらげる」効果があります。そのため乳液洗顔に使用すると、洗い流した後もキメ細かくもっちりと、吸いつくようなうるおい肌に!
しかし、大手メーカーの先行乳液を乳液洗顔に使うなんて、もったいないですよね。どうせ洗い流してしまうものだし、惜しみなくたっぷりと使うためにもプチプラの乳液で済ませたいところ…。そこでおすすめなのが、私も愛用している「アルビオン 乳液 マリアージュ」です。
アルビオン 乳液 マリアージュ
150ml 1,800円(税抜)
以前「 メイク直後の美しさが復活!乾燥肌の化粧直し方法&おすすめ保湿乳液 」でもご紹介した、マリアージュ。化粧直しの際だけでなく、洗顔乳液としても使っています。ポンプタイプではないので、ときどきドバッとでてしまうのですが、たっぷり惜しみなくなじませるとぷるんと弾むようなみずみずしい肌に。古い角質が取り除かれるからか、顔色もワントーン明るくなる気がします。マリアージュで乳液洗顔した後の肌を、鏡で見るのが密かな楽しみに♡
乳液洗顔で感動のぷるぷる毛穴レス肌に!乾燥肌はぜひお試しあれ
普段は化粧水の後に使う乳液も、洗顔料代わりに使うだけでいつもとひと味違った肌に変身できます。
「肌がカサカサしてくすんでいる…」「触るとゴワゴワしていてメイクがのらなそう…」「鼻の肌がかたくなって、黒ずみが目立つ…」
そんな日の朝こそ、乳液洗顔を取り入れてみませんか?
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mi
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jobikai編集長
しゅん
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船山葵