自眉毛を太く濃くしたい! おすすめの方法&アイテム
公開
なぎ
ちょっと前は細い眉がトレンドでしたが、今やしっかりと太い眉の方がトレンド。
もともと生えている眉を薄くする事は簡単ですが、濃くする事はなかなか難しいので、メイクで太くするも「ベースが無いとちょっと不自然……」な状態になったりしますよね。
今回は、眉毛を元から太くするためのアイテム&アイテムを紹介します。
眉毛を太く・濃くするために必要な事
メイクではなく、自分の生えている眉毛を太く、濃くするためには、大きく分けて2つのアプローチが考えられます。
眉毛が抜けて減るのを防ぐ
一つ目が、眉毛の抜け毛を防ぐ事。
眉毛の毛周期は大体1~2か月とされていて、同じ毛穴から1~2か月の期間で生えたり抜けたりを繰り返し、眉毛全体では大体5か月程度で全てが生え変わるとされています。
毛周期は毛が成長する「成長期」と、毛が弱って抜けていく「後退期」、そして生えてこない「休止期」の3つの段階がありますが、この「成長期」の眉毛をなるべく長く持続する事ができれば、眉毛の1本1本が太く長く成長し、全体が濃くなります。
一方、摩擦刺激やクレンジングなどによって眉毛に負担がかかって抜けてしまったり、途中で切れてしまったり、眉毛の成長期が短くなってしまうと、細く薄い眉毛になってしまいます。
眉毛の成長を促進する
もう一つは、眉毛の成長を促進して太く濃い眉毛が育ちやすくする事です。
成長期にある眉毛は毛乳頭という毛の根っこにある部分の細胞が、血液から栄養を受け取って成長していますが、この栄養を受け取りやすくしたり、眉毛を成長させようとする信号(成長因子)の影響が強まったりする事で、育ちやすくなります。
ただし、眉毛が生えてくる毛穴の数というのは基本的に大人になってから変化する事が無いので、毛の生える本数が増えるという事はありません。
眉毛が増えたように見える場合、それは生えてはいるけれど細くて見えにくいような毛が、太く成長する事で眉毛の本数が増えたように見えるためです。
眉毛を濃くするためのポイント1:こすらない(負担をかけない)
眉毛を濃くしていくために大切な一つ目のポイントは、とにかくこすったり負担をかけたりしないという事です。
眉毛をキレイに見せたくて色々といじりたくなってしまう方もいると思いますが、なるべく負担を減らして眉毛が切れてしまわないようにする事が、太い眉毛を目指すために大切です。
そのためには、眉のメイクを行う時、何度もこすらないと乗らないようなメイクは使わないようにして、色が乗りやすく軽く使えるようなものを選ぶようにすると良いでしょう。
眉毛を濃くするためのポイント2:眉周辺と頭皮のマッサージ
眉が健康に育つようにするためには、しっかりと血液からの栄養がいきわたるようにする必要があります。
特にスマートフォンやパソコンなどのディスプレイを見ている時間が長い方は、目の疲れから目の周囲や頭皮の筋肉がこって、血流が滞りやすくなっているので、定期的なマッサージをしましょう。
マッサージは親指などで軽く眉の周囲や目の上のくぼみ部分を、顔の中心から外側に向けて押していくようなイメージが良いでしょう。
リンパの流れにそって押していく事で、老廃物の排出を促して血流が滞りにくくなります。
眉の周辺だけではなく、頭皮もマッサージすると血流促進効果が引きあがります。
左右から手の平で頭を挟んで持ち上げ、10秒程度ゆっくりと回転させながら動かすというイメージでマッサージすると良いでしょう。
眉毛を濃くするためのポイント3:眉毛用美容液の利用
ドラッグストアなどには、眉毛用の美容液が販売されています。
美容液によって眉毛が保湿されて切れにくくなったり、血行促進効果によって眉毛の成長が促進される効果などを得る事ができます。
生やすというよりも、細い眉毛が太く濃くなりやすくなるというイメージで利用すると良いでしょう。
眉毛美容液のおすすめ成分1:パントテン酸
眉毛美容液に配合されている美容成分として、おすすめのものの一つがパントテン酸です。
パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれ、脱毛の予防効果や血行促進の効果があるので、眉毛以外にも頭皮ケアなどで利用される他、毛髪用のサプリメントなどにも配合されます。
眉毛美容液のおすすめ成分2:FGF-7 (KGF)
FGF-7 (KGF) はケラチノサイト増殖因子や発毛促進因子とも呼ばれ、毛乳頭に対して「毛を作れ」という命令を行う因子です。
FGF-7 (KGF) を活用する事で、毛の成長を促進して細い毛を太く長く育てやすくなります。
高価格なため、あまり眉毛用の商品としては見かけません。
まつ毛用や頭髪用の商品で多少販売されているものを見かけますので、代用すると良いでしょう。
眉毛美容液のおすすめ成分3:キャピキシル
アセチルテトラペプチド-3という毛包(毛を作る部分)の細胞を保護するアミノ酸成分と、アカツメクサ花エキスという女性ホルモンに近い構造で抜け毛を防ぐ役割の成分を混合させた美容成分がキャピキシル。
育毛剤として有名なミノキシジルが髪の成長を約50%促進したのに対し、アセチルテトラペプチド-3は150%促進したという事で、ミノキシジルの3倍の効果などとうたわれていたりします。
眉毛と頭髪は男性ホルモンの影響の受け方が異なるので、髪に使うほど高い効果となるかはわかりませんが、毛包の維持効果が高いのでしっかりと眉毛が育ちやすくなる事はいえるでしょう。
眉毛を濃くするためのポイント4:ホットアイマスクの利用
眉周辺の血流が悪くなる原因は、目の使い過ぎや疲労の影響が大きいため、しっかりとアイケアを行う事も大切です。
濡れタオルを電子レンジで1分ほど温めて作る蒸しタオルなどでもいいですし、市販のホットアイマスクを使用してもいいので、寝る前などに一度しっかり目の周囲の血流を促進しましょう。
寝る前にケアする事で、寝ている間に眉毛が成長しやすくなり、太く健康な眉が手に入れやすくなります。
使い捨てのものではなく、上記やヒーターで目の周囲を温めてケアできる家庭用エステ機器なども数多く販売されていますので、一つ持っておくと便利ですよ。
奥の手:アートメイクで眉毛を書く
ここまで自眉毛を太く濃く育成するための方法として紹介しましたが、手っ取り早く整えたいならアートメイクを利用するのも手です。
最近のアートメイクは手法の進化に伴い、眉毛を1本1本書くようなイメージでより自然な状態に見せる事ができるので、メイクでごまかしている感が少なくすみます。
また、アートメイクを行う事で眉メイクの負担が減ると、眉毛への負担が減少して眉毛そのものが太く育ちやすい環境になっていきますので、眉毛を育てる期間を作るというイメージでも良いでしょう。
アートメイクはちょっと……という場合は眉ティントで
アートメイクはちょっと値段も高いし、手を出せないという方は、眉ティントから使ってみると良いでしょう。
ティントは染めるという意味合いで、普通のメイクと比べ、一定期間着色が維持されるため、メイクの手間を省けるという利点があるものです。
眉ティントで眉のメイクをある程度すませておけば、毎日眉を書く時にかかる負担を減少させる事ができるので、眉毛の育成に繋がります。
眉ティントは一定期間でおちるため、気に入る形になるまでのやり直しがしやすいという点も利点です。
眉ティントで形が決まってきてから、アートメイクに移行するという形も良いでしょう。
しっかりした眉毛は若い印象にもつながる!
理想的な眉の形や濃さは、時代によって変化していくものではありますが、しっかりした太さ・濃さの眉は顔の印象を若く見せるという利点や、優しそうに見せるという効果もあります。
トレンドを取り入れつつ若く美しい顔立ちでいるためにも、眉毛のケアを一度見直してみませんか?
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