【保存版】ファンデーションが割れた!復活させる直し方と割れる原因
ゲスト
化粧直し用にポーチインして持ち歩くことの多いパウダーファンデーション。気づいたら割れていた! なんて経験はありませんか?
ポーチの中はファンデーションの粉でめちゃくちゃだし、割れたファンデーションでは持ち運びできないし…気分はガタ落ち。しかし、安易に捨ててしまうのはもったいない! 割れたファンデーションを復活させる直し方があるのです。
今回は、ファンデーションが割れたときに試したい、復活させる直し方やファンデーションが割れる原因についてご紹介。
ファンデーションが割れたら試してみて!簡単に復活する3つの直し方
お気に入りのファンデーションが割れた…。そんなときは焦らず落ち込まず、これからご紹介する直し方を試してみてください。
割れたファンデーションの直し方① 細かく砕いてプレスすればパウダーファンデーションに元通り
まだファンデーションがたっぷり残っているのに割れたという場合は、固め直せば再びパウダーファンデーションとして使うことが可能です。
もともと、パウダーファンデーションは粉末状のファンデーションを専用の機械でプレスし固めたもの。そのため、割れたファンデーションも再び粉末に戻してプレスすれば、元のように固まるというわけです。
使用するもの
- チャックつきポリ袋
- スプーン(スパチュラ)
- ラップ
- ファンデーションより小さめのボトル(今回はリップグロスを用意)
手順
①割れたファンデーションをチャックつきポリ袋に移し、スプーンやスパチュラを使って細かく砕きます。
このときなるべく細かく砕くと、仕上がりが美しくなります。ファンデーションをみじん切りにするようなイメージで、できる限り細かく粉砕しましょう。
②粉砕したファンデーションを元のケースに戻します。
こぼれやすいので、スプーンで丁寧に移し替えると◎。面倒な方はポリ袋の端を小さくカットして、生クリームを絞る要領で移し替えましょう。
③ファンデーションの上からラップをかけ、まずは指の腹を使って押し固めます。
いっぺんに力を加えすぎるとズルっとすべって崩れやすくなるので、顔のツボを押すときのようにゆっくりとやさしく押さえます。
④表面が大体固まったら、小さめのボトルを使ってさらにプレスします。
丸い形状のファンデーションには筒状の、四角い形状のファンデーションには四つ角のあるボトルを使うと、すみずみまできれいに固まります。
ファンデーションの表面がムラなく平らになるまでプレスしたら完成! 割れる前の状態に元通りというわけにはいきませんが、パウダーファンデーションとして使えるレベルまで復活しました。ただし強度が下がってしまうため、持ち運びには不向き。自宅用として使うのがおすすめです。
割れたファンデーションの直し方②細かく砕けばルースパウダーに
ファンデーションを砕いて固められないほど少量しか残っていない場合は、思いきってルースパウダー状に砕いてブラシやパフで使用するのもアリ。パフとケースが一体化した、ポンポンとつける容器(「ポンポンジャー」と呼ぶそう)も販売されているので、上手く活用してみてくださいね。
使用するもの
- チャックつきポリ袋
- スプーン(スパチュラ)
- ルースパウダー用ケース
手順
①割れたファンデーションをチャックつきポリ袋に移し、スプーンやスパチュラを使ってなるべく細かく砕きます。
砕き方が甘いと、ブラシやパフに含ませた際にぼってりと厚くついてしまい、仕上がりの美しさが半減。またポンポンジャーに移した場合、粉末が大きすぎると上手くパフになじまないこともあります。少し時間をかけても細かく細かく砕きましょう。
②細かく砕いたファンデーションをルースパウダー用ケースに移せば完成! とても簡単ですよね。
ファンデーションをブラシやパフでのせれば、スポンジでつけるよりもふんわり軽やかなフォギー肌に仕上がります。割れたファンデーションも最後まで使いきれるし、一石二鳥ですよ。
割れたファンデーションの直し方③クリームやワセリンを加えて混ぜればクリームファンデーションに
砕いたファンデーションにクリームやワセリンなどの油分の多いスキンケアアイテムを加えれば、パウダーファンデーションがクリームファンデーションに早変わり。
ただし、スキンケアアイテムを加えるとファンデーションが変性するなどのリスクもあるよう。そのため、個人的には作り置きするのではなく、使用する直前に1回分ずつ作るのがおすすめです。
使用するもの
- チャックつきポリ袋
- スプーン(スパチュラ)
- 保存容器
- クリーム(しっとりさせたい場合はワセリン)
手順
①割れたファンデーションをチャックつきポリ袋に移し、スプーンやスパチュラを使って細かく砕き、保存容器に移します。
このときは、そこまで細かさを求めなくてもOK。クリームやワセリンと混ぜるので、砕き方が荒くてもそれほど気になりません。
②使用する都度、クリームとファンデーションを1:1の割合で手のひらにとり、指でよく混ぜ合わせます。
ファンデーションやクリームの量は、テクスチャーやカバー力の好みに合わせて調整を。保湿力を高めたい場合は、クリームの代わりにワセリンを使用しても◎。
1回1回混ぜ合わせるので、ファンデーションが変性したり劣化したりするのを防げます。小さめの保存容器に入れておけば、旅行の際にも使えて便利。粉がもれないよう、フタをしっかり閉めて保存しましょう。
割れたファンデーションを復活させる直し方はチークやアイシャドウでも応用可能
今回ご紹介した直し方は、チークやアイシャドウなどのパウダー系メイクアイテムが割れた場合にも応用できます。また、「買ってみたものの色が似合わなかった」というチークやアイシャドウを砕いて似合う色と混ぜれば、自分だけのオリジナルカラーを作ることも可能。
さまざまなアレンジを加えて、よりメイクを楽しみましょう。
ファンデーションが割れる原因と対策
ファンデーションが割れてしまう原因は、主に「物理的な衝撃」と「使用する部分の偏り」の2つが考えられます。これら2つの原因を対策すれば、ファンデーションが割れるのを防ぐことができるはず。まずはできることからはじめてみましょう。
物理的な衝撃を防ぐ対策
ファンデーションを持ち歩くと、どうしても鞄やポーチの中で衝撃を受け、割れやすくなってしまいます。なるべく衝撃を防ぐためには、ポーチの中の余白を減らすことが大切。
お弁当も、おかずとおかずの間に余白があるとグチャグチャになってしまうように、ポーチの中も余白が多ければ振動でメイクアイテム同士がぶつかり合い、衝撃が生まれます。衝撃はファンデーションの割れだけでなく、外装を傷つける原因にもなるためなるべく防ぎたいもの。
余白を減らすためには、メイクアイテムのサイズに合わせて小さめのポーチを用意し、大きさを揃えるように詰めていきます。
余白が埋まらない場合は、ティッシュやコットンなどを衝撃吸収材がわりに入れておくと◎。この2つは化粧直しのマストアイテムなので、入れておいて損はありません。
また、手っ取り早く衝撃を抑えたい場合は、メイクアイテムを固定できるポーチを使って。手軽ですしポーチの中をきれいに保つことができておすすめです。
使用する部分の偏りを防ぐ対策
パウダーファンデーションをスポンジにとるとき、ついとりやすい中央部分ばかりを使っていませんか?同じ部分ばかりを使っていると、底見えが早まりその部分から割れやすくなってしまいます。
使用する部分の偏りを防ぐには、ファンデーションをスポンジにとる際に端から端までを意識することがポイント。
日によってスポンジをすべらせる方向を変えると、まんべんなく使うことができます。化粧直しの際など、少量のみをスポンジに含ませたい場合は、あまりやすい四つ角や側面の部分を使うとさらに良いですね。
割れたファンデーションも簡単に復活♡お財布にも環境にもやさしいメイクを
ファンデーションが割れたら捨てて、新しいものを買って…を繰り返していると、お財布にも環境にもやさしくありませんよね。
ちょっとしたひと手間を加えるだけで、割れたファンデーションも簡単に復活させることができるので、試さない手はありません! 割れたファンデーションを持てあましている方は、ぜひお試しあれ。
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jobikai編集長
しゅん