飛行機の機内って、とても乾燥していますよね。
肌はカピカピになり、髪の毛もバサバサしてしまいます。 短時間のフライトならまだしも、長時間のフライトともなると肌も悲鳴をあげてしまいますね。
飛行機内でできる乾燥対策と便利なアイテムを紹介します。

飛行機の機内が乾燥する原因

飛行機に乗っていると、唇がカサカサしてきたりと乾燥が気になりませんか。
実は飛行機内は湿度が20%以下になっているのです！

しかし機内を乾燥させているのには理由があります。
飛行機が飛んでいる上空は気温が‐50℃くらい。そのためエンジンで機内を温めます。
その時に機内の湿度が高いと外気との気温差で結露ができてしまいます。
これが配線故障につながる恐れがあるのです。
乾燥させていれば結露は生じませんので、私たちの命をまもるためには重要なことだったのですね。

かといって、湿度が20%以下では肌にはかなりのダメージです。
機内でできる対策方法を紹介します。

飛行機内の乾燥対策

飛行機内でできる乾燥対策を紹介します。

長期フライトでは化粧を避けるor 途中で落として保湿をする

化粧をすると多少でも肌はダメージを受けます。
乾燥した空気という環境の悪い空間ですので避けたほうが無難です。
すっぴんのまま飛行機に乗り、しっかり保湿をしてあげることが一番簡単ですね。

ただし化粧を全くしないことが難しい場合もあると思います。
飛行機にのり、食事の前か後にトイレでサッと化粧を落としましょう。保湿も忘れずに！
食事の前がおすすめです。食後はトイレが混みます。

化粧を落とすのが難しい場合は、その時だけでも保湿効果の高い下地やファンデーションを選び、ファンデーションが乾くのを防ぎましょう。

規定内で化粧水と乳液を手荷物に追加

飛行機には液体物の持ち込みに制限があります。
わかりやすいケースのセットなども販売されていますね。

規定としては、
・100ml（g）以下の容器に入った液体物で、容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に、余裕をもっていれる。
・持ち込みにご利用できる透明プラスチック製袋のサイズの目安は、縦20㎝以下×横20㎝以下。
・100ml以下であっても透明の袋に入れていないものは持ち込み不可。

やっぱりわかりづらいのでセットを買ってしまった方が無難です(笑)

リップやハンドクリームの代わりになるオイルやバームを1つ持ち込む

先ほどもお伝えした通り、機内に持ち込める液体には制限があります。
リップやハンドクリームも液体としてカウントされてしまうので、できるだけ少ない量で対応したいですよね。

リップクリームは便利なアイテムです。
保湿剤を固体化したものなので、ハンドクリームにもなります。
おすすめなのはリップにもハンド・ネイル、髪など全身に使えるシアバターやバームのアイテムです。直径2〜3センチの小瓶に入ったものなどはよく売られていますので、探してみてください。

唇に塗るものを手にも塗るのはちょっと抵抗がある・・・という方は、全身に使えるオイルなどで対応しましょう。

濡れたおしぼりをテーブルに置いておく

CAさんに言えばおしぼりをもらうことができます。
これをテーブルに置いておくだけで、自分の周辺の乾燥対策ができるのです！

ペットボトルの水を購入してこまめに飲む

乾燥していれば、肌の表面もそうですが内側からもどんどん水分がなくなっていきます。
水分補給は必須です。
CAさんに頼めば水はもってきてくれますが、ペットボトルのほうがこぼれる危険性が低いので良いでしょう。

ただし海外旅行の場合、荷物検査の際にペットボトルの水は回収されてしまうので荷物検査が終わった後に購入しましょう。

機内の乾燥対策におすすめのアイテム

対策方法はいろいろありましたが、もっと効率よく保湿ができるアイテムもあります。

濡れマスク

マスクの先に濡れている脱脂綿を入れるマスクです。
機内ではマスクをして乾燥を防ぐという方は、濡れマスクに変えるとより保湿ができますね。

飴

こちらも喉の保湿対策です。
またミント系やビター系の味のものは食後のお口直しにもなるのでおすすめです。

目薬・めがね

コンタクトレンズをつけている方は、できるだけ外したほうが無難です。
コンタクトケースを用意し、めがねで過ごすようにすると乾燥を防ぐことができます。
特に目の乾燥が気になる方は目薬も持って行きましょう。

旅行のスタートダッシュは乾燥対策でバッチリ！

せっかくの旅行は楽しみたい！
しかし飛行機で肌はカピカピ、髪はバサバサだと旅行のスタートからガッカリなんてことも。そうならないためにも機内での乾燥対策はしっかりとしましょう！