シミ治療薬ハイドロキノンで本当にシミは消える!? その効果とは

なぎ

肌の老化とともに、出来てしまっては消えなくなるシミ。そんなシミや色素沈着の除去を期待できる「肌の漂白剤」として、特にアメリカで販売、利用が多い「ハイドロキノン」という成分があります。
元々は写真の現像をしている人の手が白い事から発見された成分で、その効果から日本でも皮膚科におけるシミ解消のための処方として利用されるようになりました。
現在は厚生労働省の認可により、決められた濃度以下なら化粧品に配合しても良い事となっているため、店頭でも購入する事ができるようになっています。

ハイドロキノンのシミ解消3つの効果

ハイドロキノンがシミの解消に役立つ効力は、大きく分けて3つの段階に分かれます。

1.シミの原因「メラニン」を防ぐ

そもそも、シミが出来る原因は何かというと、肌が紫外線などの刺激を受けると、肌を守るためにメラノサイトという部分から作られる「メラニン」という黒い物質が、肌に残ってしまう事でシミとなります。

ハイドロキノンの一つ目の効果としては、このメラノサイトがメラニンを作る働きを妨害する事で、シミが出来るのを防ぎます。

詳しく説明すると、メラニンはそもそも体内にある「チロシン」というアミノ酸が、チロシナーゼという酵素の反応によって変化し、更に酸化などの作用が起こる事で黒い色のメラニンに変化していくのですが、このチロシナーゼの反応を防止する事で、メラニンが作られないようにします。

2.出来てしまったメラニンを還元し色を薄くする

ハイドロキノンの2つ目の効能は、酸化により黒くなってしまったメラニン色素を、還元により薄い色に戻す事です。
この働きにより、シミを防ぐだけではなく、出来てしまったシミを薄くする事ができます。これがハイドロキノンが肌の漂白剤とよばれるゆえんです。

3.メラノサイトそのものを減少させる

前述の通り、シミはメラノサイトから作られるメラニンが原因となるものですが、ハイドロキノンはこのメラノサイトの働きそのものを抑制する作用を持ちます。メラノサイトの働きを抑制する事で、メラニンが作られにくくなり、新しいシミを予防する事が可能なのです。

とはいえ劇的にシミを消すという効果ではない

以上のように、シミを防ぎ、薄くし、作られにくくする効果があるハイドロキノンではありますが、その作用はあくまでも「徐々に薄くする」というものであって、劇的に薄くするわけではありません。小さく薄いシミであれば早く結果がでてきやすいですが、長年にわたって悩んでいるようなシミであれば、そもそもその部分のターンオーバーも弱くなっていたりするため、解消にはある程度の期間が必要になります。

シミを早期に解消したい場合、レーザー治療なども組み合わせてみる事が有効になります。

ハイドロキノンの副作用には注意が必要

シミに高い効果を持つハイドロキノンではありますが、メラニンの還元作用など強い作用を持っている分、ある程度の副作用があります。

その一つが白斑。
白斑とは、肌の一部だけが極端に白くなってしまうトラブルの事で、ハイドロキノンの作用が強く出過ぎた場合、その部分だけが白くなってしまう場合があります。

また、そもそも肌に強い刺激がある事や、過度な利用による皮膚がんリスクの増長(メラニンが減少し、肌が紫外線ダメージを受けやすくなるなどの原因)などから、化粧品に配合していい分量が多くの国で制限されています。

特に元々肌が紫外線ダメージを受けやすい人種の多い欧米圏では規制が強く、EUでは販売する化粧品への配合が禁止となっています。アメリカでは現在は2%以下までしか市販品には配合できない状態となっています。

一方、日本では化粧品への配合は4%以下とされていて、それ以上の配合を求める場合は医師による処方が必要となります。

副作用対策のため使用量・方法を守り紫外線対策はしっかりと

化粧品への配合分量が規制されているように、ハイドロキノンは効果も肌への刺激も強い成分です。
特にクリニックなどで処方されるものは配合分量も高いものが多いため、しっかりと使用量などを守って使うようにしましょう。
市販の商品を利用する場合、肌の弱い方やハイドロキノンがそもそも肌に合わない方もいますので、あまり一気に高濃度のものを使ったりはせず、濃度の薄いものを少量試してみる所から始めると良いでしょう。

使用上の注意としては、期限を守って早めに使い切る事も大切です。ハイドロキノンは酸化するとベンゾキノンという毒性の強い成分に変わってしまう事があるため、特にクリニック処方の場合などは期限を守って、長期間の保管などしないようにした方が良いでしょう。

また、ハイドロキノンはシミの原因となるメラニン対策にはなりますが、紫外線による肌へのダメージを防ぐものではありません。
ハイドロキノンによってメラニンが減少した肌は、紫外線のダメージをむしろ受けやすくなりますので、それまで以上の紫外線対策を行う事で、長期的な使用を行った場合の副作用リスクを軽減する事が出来ます。

ハイドロキノンで効果的にシミケアを!

劇的な効果でないとはいえ、ハイドロキノンがシミに対してとても有効なのは事実!
副作用の理解や対策を十分にした上で、シミケアに取り入れてみませんか?

オリジナルサイトで読む

その他のビューティレシピ

コスメをインスタジェニックに撮ろう!

美容ニュースや恋愛HowToなどなど女性向け情報満載の「pool」を使ってみよう!

唇のケアはみんなどれくらいやっているの? 気になるリップケア方法

メイク直後の美しさが復活!乾燥肌の化粧直し方法&おすすめ保湿乳液

【お守りコスメ】1度使うと手放せない!ピュアセラセラミド美容オイル

【動画】悶絶級の痛さ!5分でおっぱいふっくら 朝井麗華さんの「乳トレ」を体験してみた!

みんなのビューティレシピを読む