奇跡の美容オイル「ギー」の効果と使い方―手作りもOK♡

タレントのローラさんが書いたレシピ本で取り上げて注目を集めているのは、インド発祥の美容オイル「ギー」!
食べれば脂肪を燃やし、スキンケアに使えば保湿や抗炎症作用が望めるという体の内から外から全身ケアできる優れものです。

知れば知るほど興味がわくギーの効果から使い方、購入可能な場所、そして作り方までギーの魅力を徹底的にリサーチしました!
今すぐ使いたくなっちゃうこと間違いありません♡

「ギー」は発酵バターから作られた美容の最強オイル!

美容オイルと名高い「ギー」は無塩発酵バターを煮詰め、水分やタンパク質、糖質などを蒸発、ろ過して不純物を取り除いて作られます。
古来よりギーが使われているインド大陸は平均気温の高い地域。腐りやすいミルクやバターを長期保存可能なギーに加工するのも、生活の知恵だったと言えるでしょう。

そんなギーは“最も優れている油”として古くから伝統医学アーユルヴェーダの治療やマッサージに使用されています。
また、ギーは宗教儀式にも欠かせません。神聖なものとして神に捧げられています。

ギーはバターの純粋な油分のみを抽出したもの

ギーはバターに含まれる純粋な油分のみが抽出されています!
ギーの製造過程で乳製品アレルギーの原因となる成分「カゼイン」や「ラクトース(乳糖)」を除去。ギーには油分に含まれる栄養価だけが残ります。
そのため、乳製品アレルギーを持っている方でも摂取することが可能に! ただし商品によっては不純物が取り残されていたり、乳酸菌が添加されていたりするリスクもあるので、必ずしも安全とは言い切れません。ギー購入時には成分をよく確認し、体調に異変を感じたら使用を中止してください。

ギーの原材料であるバターの中でも注目を集めるのが、ダイエット向き高級バターと言われる「グラスフェッドバター」です。栄養価に優れ、ダイエット効果のあるギーになるとか!

グラスフェッドバターは貴重な牧草牛から作られたもの

牛は牧草のみでのびのびと育てられた牛=グラスフェッドビーフ(牧草牛)と、太りやすい穀物や人工餌を用いて効率よく育てられた牛=グレインフェッドビーフ(穀物牛)に分けられます。流通している牛肉や乳製品の大半が穀物牛から作られたものです。

「グラスフェッドバター」は牧草牛から搾られるミルクから作られたもの。牧草牛の飼育には広大な土地が必要な上に、脂肪が付きにくい飼育環境では生産効率がいいとは言えないため、世界的に見ても飼育量は多くありません。日本においてはごくわずかです。
そもそも牛は草食動物。牧草牛は自然の理にかなった飼育法だと言えるでしょう。その分だけ牧草牛の製品は穀物牛より高額です。

このように餌や環境の違いは肉やミルクなどの栄養価にも反映するため、バターに加工されても当然ながら成分に違いが生じます。

  • グラスフェッドバター:すぐにエネルギー変換される不飽和脂肪酸の含有量が多い
  • グレインフェッドバター:体内に蓄積されやすい飽和脂肪酸の含有量が多い

つまりグラスフェッドバターは脂肪が蓄積しにくいバターということ。飼育環境の違いから生まれる成分と価格の差が“ダイエット向き高級バター”と言われる所以でした。

ギーの原材料までチェックするのはこういった理由から。
売られているギーはグラスフェッドやオーガニックの商品がたくさんありますが、購入の際は原材料もチェックすると良いでしょう。

ギーの豊富な栄養がダイエットやエイジングケアに作用する♡

ギーに含まれる次の栄養素がエイジングケアやダイエット、健康などに働きかけます!

脂肪を燃やして美肌を作るギーの成分とは?

  • 中鎖脂肪酸:素早く消化、吸収されエネルギーになりやすい
  • 短鎖脂肪酸:腸内細菌が作り出す有機酸。「酪酸」「プロピオン酸」「酢酸」などのことで、ギー(バター)には酪酸が含まれる。抗炎症作用や免疫力アップ、腸内環境改善、体脂肪として蓄積されない
  • 共役リノール酸:不飽和脂肪酸の一種。脂肪の分解や燃焼を促進、脂質を溜め込む酵素の働きを抑制、抗酸化作用
  • ビタミンA:抗酸化作用、粘膜や肌の保護や新陳代謝を促進
  • ビタミンE:抗酸化作用、血行促進、コレステロール値を下げる
  • ビタミンD:カルシウムとリンの吸収を促進、免疫力アップ

ダイエットや美肌にまつわる栄養素が凝縮しているんです♡

ギーの味を活かし美容効果を引き出す使い方

ギーを取り入れ続けるには味も重要なポイントでしょう。
しかし気付かぬうちにギーを口にしていたという方も多いかもしれません。なぜなら本格的なインド料理はナンやカレーにギーが使われていることがあるから!
つまり知らず知らずのうちに食べていても違和感がないどころか、おいしく感じる方が多いということです♡

ギーはミルキーさが際立ったバターの味!

ギーはバターに限りなく近い味。ミルキーさが際立っているので、ギーの方が好きだという方もいらっしゃるかもしれません。

ギーは加熱しても成分が変化しにくいため、火を使った料理にも使用可能!
ローラさんはギーをオムライスや煮込み料理、スイートポテト、ポップコーンなど、さまざまな料理に活用しています。

ギーを試食してもらったところ
「普通のバターじゃないの?」
「トーストに塗って食べたい!」
「ギーでムニエル作ったらおいしそう♡」
などと好評でした♡

ダイエット飲料「バターコーヒー」もギーを使えば簡単!

脂肪燃焼を促す朝食置き換えダイエット飲料として有名な「バターコーヒー」の材料は、コーヒーとグラスフェッドバター。ということは、グラスフェッドバターが原材料のギーを使えば簡単に作れます! ただギーを加えるだけではコーヒーとギーが分離するので、しっかりと混ぜましょう。
油分が含まれるので腹持ちは悪くありません。朝はこれだけで意外と満足!

カロリーオーバー!? ダイエットにはギーの“置き換え”を!

いくらギーが脂肪の分解や燃焼を促すと言っても食べ過ぎては逆効果です。
脂質であるギーは1gあたり約9kcalと高カロリー。いつもの料理に“ちょい足し”するのではなく、あくまで“置き換え”を意識してください。
ギーがおいしい美容オイルからこそ気を付けたいポイントですね!

ギーはスキンケアにも使えちゃう!

ギーはスキンケアにも使用可能なオイル!
使い方の一例をご紹介します。

マッサージオイルは保湿効果抜群! イチオシはリップケア♡

保湿効果と抗炎症作用のあるギーはマッサージオイルとしても使えます。
使い方は一般的なマッサージオイルと変わりません。適量を手にして肌へとなじませ、軽く拭き取るかお湯で軽く流しましょう。
ただしバターやチーズのような匂いが肌へ残りやすいので、苦手に感じる方もいるかもしれません。

ギーを使ったスキンケアのイチオシはリップケア
肌もしっとりと柔らかくなりましたが、リップは最も変化を感じました。拭きとってから就寝しましたが、翌朝もプルプルでしっとりしたまま♡
ただ塗っている状態はオイリーでギトギト……。グロスっぽくもなく全然可愛くないので、デート前のこっそりケアにした方がいいかもしれません。笑

ギーで保湿クリームも作れる!?

インドにはギーを乳化させて作った保湿クリーム「シャタダウタグリタ」がありますが、完成まではとても手間がかかります。冷やし固めた状態のギーと同量の水を混ぜ、5分ほどしたら水を捨て、新しく水を加えてまた混ぜるということをなんと100回以上も繰り返しているんだとか! 気が遠くなるような作業……ヘタレ日本代表の私には無理です。泣
シャタダウタグリタは日本で流通していないので、使いたかったら手作りするしかありません。調べてみたところ、ハンドミキサーを使えば少し楽に作ることができるようです。

ギーを目に注いで白目をクリアに!?

アーユルヴェーダの施術で温めたギーを直接目に流し込む「ネトラバスティ(ネートラタルパナ)」というものがあります。眼精疲労やドライアイの回復、白目をクリアにする効果が見込めるようです。
ただし自己判断で行うのは火傷や感染症などのリスクを伴うので推奨しません。興味のある方は施術を行っているクリニックにお問い合わせすることをオススメします。

【ネトラバスティ(ネートラタルパナ)メニューがあるクリニック一例】

三井メディカルクリニック
ハタイクリニック

人気の上昇に伴い、ギーの取り扱い店舗も拡大中!

以前は手に入れることが難しかったギーですが、人気の上昇に伴いギーを取り扱う店舗が増えてきました!
そして輸入品だけではなく、国産のギーも販売しています。

輸入食品取扱店だけではなく雑貨店でも発見!

ギーは輸入食品取扱店でも多く取り扱われるようになっています。
あくまで私が見つけた範囲ですが、成城石井やKALDI、Biople by CosmeKitchenでギーを確認しました。(2017年8月時点)
ただし店舗によって取り扱っている商品が異なる可能性が高いため、店舗での購入を考えている方はお問い合わせの上、足を運んでくださいね。

Amazonや楽天など通販での取り扱いも豊富

ギーは店舗で直接購入しても値段がほぼ変わらないため、通販が一番簡単で確実かもしれません。
記事の最後に、初心者にも試しやすいオススメのギーと国産のギーをご紹介しました。何を買っていいか迷っていらっしゃる方は選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

ギーは手作り可能なオイル!

ギーは自分でも作ることができます。
手作りすると材料もこだわることができるのが最大のメリット! ただし作り方によっては不純物が完全に取り除けない可能性があるので、乳製品アレルギーの方に手作りギーはオススメできません。

材料は無塩発酵バターのみ

ギーの材料は無塩発酵バターのみと至ってシンプル。道具も鍋と濾すもの、保存容器があれば大丈夫です。
ダイエットを意識するならグラスフェッドバターを選ぶことをオススメします!

ギーの作り方

  • ①バターを鍋に入れて弱火で加熱する
  • ②バターが透き通り、音が落ち着くまで火にかけ、浮遊物が出てきたら取り除く
  • ③音がしなくなり、鍋底に茶色い沈殿物が出てきたら火を止める
  • ④ペーパーフィルターやキッチンペーパーなどで濾す
  • ⑤保存容器に移したら完成

加熱中は焦げないように気を付けましょう。
ギーは長期保存が可能ですが、冷暗所で半年ほどを目安にしてください。

【おまけ】ギー作りレポート

ギー作り初心者なので高級なグラスフェッドバターを買う勇気はありませんでした。高級品は失敗するとダメージが大きいから入口はリスクを抑える作戦!笑

とろ火で慎重に加熱していきます。

作業開始から6分後にバターが完全に溶けたと思ったら、7分後には天ぷらを揚げる時のような音がし始めました。

8分後、泡が大きくなってきてキッチンにいい香りが広がります。
12分後にはギーが浮遊物でいっぱいに……これは地道にスプーンで除去。ここから状態が変化するまでの時間が一番かかりました。とろ火だから?

21分後、急に音が静かになってきました。すると鍋底の沈殿物が茶色く変化しています。ここで加熱終了!
キッチンペーパーと網で濾したら完成です♡ 私は慎重に2回濾しました。笑

完成したギーはゴールドに輝いてとてもキレイです♡ 「私って天才!」なんて思わず自画自賛!
作業していたのが夜遅かったので「朝に自然光で撮影しよう」と思い、片づけをしている間に冷蔵庫へ入れたのが致命的なミスでした……。少しして「固まっちゃうかも!」と気付いたら、既にクリーム状!
湯煎してもあの美しいゴールドには戻りませんでした。泣
天才どころか、ただの間抜けなあんぽんたんですね……しょんぼり。

手作りギーのコスパは材料のバター次第!?

ギーを手作りする上で気になるのがコスパ!
一般的な無塩発酵バターは業務用の大容量450gで1,000円ほど。それに対しグラスフェッドバターは250gでも3,000円弱と高額です。ちなみにグラスフェッドバターのギーは100g1,400円前後でも販売しています。
ごく一般的な無塩発酵バターならギーを買うより格段に安く済みますが、グラスフェッドバターを使った場合は残念ながらコスパがいいとは言えません……。
コスパも重視するのであれば、口にする分はダイエットを考慮してグラスフェッドバターのギーを購入し、スキンケア用に手作りギーというのも手段の1つでしょう。

ギーは食べても肌に塗っても美容に効果がある万能オイル。スタイル抜群で美肌のローラさんも「OK♡」とお墨付きです!
キレイな人がこぞって取り入れているギーを是非お試しください♡

おすすめギー&書籍紹介

ギー・イージー

グラスフェッドバターから作られたギー。グラスフェッドのギーは高額商品も多い中で、試しやすいサイズと価格はうれしいポイント!
コチラは輸入食品取扱店でも多く見かけます。

  • ブランド:ギー・イージー
  • 内容量:100g
  • 原材料名:グラスフェッド・バター
  • 原産国:オランダ
  • 参考価格(税込):¥1,370

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国内産 阿蘇の手作りギー

無添加の国産品にこだわりたい方にオススメなのがコチラ! 国内の貴重なジャージー牛乳から丁寧に作られています。
送料を加味すると2017年8月時点ではAmazonからの購入がお得です。

  • ブランド:甘露堂
  • 内容量:135g
  • 原材料名:無塩バター(添加物無)
  • 原産国:日本
  • 参考価格(税込):¥1,980

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Rola's Kitchen

  • 著:ローラ
  • 出版社:エムオン・エンタテインメント
  • 税込価格:¥1,620

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